FAQ
ArcGIS Pro: ラスターの Nodata 部分を周りのセルで補間して値を入れたい
ナレッジ番号:5933 | 登録日:2025/05/30 | 更新日:2025/06/06
概要
ラスターの Nodata 部分に対して、周りのセルから補間して値を入力する方法を紹介します。本手順は、小さな池や湖のような、セル値が欠落したラスター データにおいて有効な方法です。
本手順では、Spatial Analyst エクステンションまたは Image Analyst エクステンションが必要です。方法
- ArcGIS Pro を起動し、マップにラスターを追加します。
- [解析] タブ → [ツール] をクリックして [ジオプロセシング] ウィンドウを開きます。
- 検索ボックスに「ラスター演算」と入力して実行し、[ラスター演算] ツールを起動します。
- 以下の条件式を入力します。
NbrRectangleでは、マップ単位またはセル数で高さと幅を指定して四角形の近傍を定義します。以下の条件式では、セル数(CELL)を使用しています。
FocalStatistics では、統計情報の種類を指定します。以下の条件式では平均(MEAN)を使用しています。
Con(IsNull("ラスター名"), FocalStatistics("ラスター名", NbrRectangle(幅, 高さ, "CELL"), "MEAN"), "ラスター名") - 出力ラスターの保存名・保存先を適宜設定し、[実行] をクリックします。
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