FAQ
ArcGIS Pro : ラスターの NoData 値を 0 に置換する方法
ナレッジ番号:3381 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2026/06/19
概要
ラスターのセル値が「NoData」となっている場合、[Plus] などの算術演算では出力ラスターのセル値は「NoData」を返します。そのため、算術演算の前に「NoData」を「0」に置換してから演算を行う必要があります。
[ラスター演算] ツールを使用してラスターの NoData を 0 に置換することができます。本 FAQ では、[Con] と [IsNull] を使った式を作成します。[Con] は条件式を満たすセルとそうでないもので入力する値を分ける際に使用します。
[IsNull] はセル値が NoData かどうかを判定する際に使用します。セル値が NoData であれば true を返します。手順
- ArcGIS Pro を起動します。
- [解析] タブ → [ツール] をクリックします。
- [ジオプロセシング] ウィンドウの検索欄に「ラスター演算」と入力して検索し、[ラスター演算] ツールを起動します。
- 以下の条件式を入力します。
Con(IsNull ( "DEM" ) , 0 , "DEM" )
※ "DEM" には処理対象のラスター名を入力します。ダブルクォーテーションでくくって名称を入力します。
※ Con の第 1 引数には条件式、第 2 引数には条件式に合致した場合に割り当てる値、第 3 引数には条件式に合致しなかった場合の値を入力します。
- 出力ラスターの保存名・保存先を必要に応じて変更し、 [実行] をクリックします。
補足
セル値の置換は、[Spatial Analyst] ツール ボックス にある [再分類] ツール や [Con] ツール などを使用しても可能です。
[再分類] ツールであれば、より詳細に値の置き換えができます。[再分類] ツールの利用方法については 「画像・ラスターのセル値を別の値に置き換えたい (再分類 ツール)」でもご確認いただけます。
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