FAQ
ArcGIS Pro でパーソナル ジオデータベースを使用できますか?
ナレッジ番号:5931 | 登録日:2025/05/22 | 更新日:2025/06/27
説明
いいえ。ArcGIS Pro ではパーソナル ジオデータベースはサポートされていません。そのため、ArcGIS Pro で使用することはできません。
テーブル情報のみであれば「ArcGIS Pro: Microsoft Access のテーブルを読み込みたい」の方法で参照することは可能ですが、読み取り専用の接続であり、別の形式にエクスポートすることはできません。
現在 ArcMap をご利用で ArcGIS Pro への移行を検討している場合は、予め ArcMap を使用してファイル ジオデータベースにインポートしてください。 ArcGIS Pro のみを利用可能な場合は、サポート対象外である Data Interoperability エクステンションを使用して ArcGIS Pro でファイル ジオデータベースにインポートすることができます。ArcMap を使用してファイル ジオデータベースにインポートする
- ArcMap を起動し、「新規ファイル ジオデータベース (*.gdb) の作成方法」を参照の上、新規にファイル ジオデータベースを作成します。
- [カタログ] ウィンドウで、手順1で作成したファイル ジオデータベースを右クリック → [インポート] → [フィーチャクラス (マルチプル)] をクリックします。
- [フィーチャクラス → ジオデータベース (マルチプル)] ツールが起動しますので、[入力フィーチャ] のフォルダー アイコンをクリックして、パーソナル ジオデータベース内のデータをすべて選択して [追加] をクリックします。
- [OK] をクリックして実行します。
Data Interoperability エクステンションを使用してファイル ジオデータベースにインポートする
- 「製品のダウンロード - My Esri 利用ガイド」を参照の上、My Esri から Data Interoperability ダウンロードしてインストールします。
- ArcGIS Pro を起動し、[ジオプロセシング] ウィンドウ → [ツールボックス] タブ → [Data Interoperability Tools] → [Quick Import] ツールを起動します。
- [Input Layer] の [参照] をクリックして、[Specify Data Source] ダイアログを起動します。
- [Format:] のドロップダウンをクリック → [More Formats] をクリックします。[Search] ボックスに「Personal」と入力して検索し、Esri Geodatabase (Personal Geodb) を選択して [OK] をクリックします。
- [Dataset:] の [Opne file browser] をクリックしてパーソナル ジオデータベースを指定します。
- 下図のようにフォーマットと参照データが正しく指定できていることを確認し、[OK] をクリックします。
- [Output Geodatabase] で任意のファイル ジオデータベースを指定して [実行] をクリックします。
注意事項
Data Interoperability エクステンションを使用する方法では、出力パス、入力パス、パーソナル ジオデータベース内のフィーチャクラス名に日本語が含まれていると処理に失敗します。
Data Interoperability エクステンションは、国内サポート対象外の製品です。Esri 製品サポート サービスでは、Data Interoperability エクステンションに関しての Q&A サポートの受付を行っておりません。
メタデータ
種類
機能
製品
バージョン
外部URL