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ArcGIS Pro: Microsoft Access のテーブルを読み込みたい

ナレッジ番号:3413 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

ArcGIS Pro では、バージョン 2.6 より、OLE DB 接続を行うことで、Microsoft Access のテーブルを読み込むことができるようになりました。
ここではテーブルを読み込むための事前準備と、読み込み方法について紹介します。

操作手順

  1. 以下のページから、Microsoft Access データベース エンジン 2016 再頒布可能コンポーネント をダウンロードし、インストールします。
    Microsoft Access データベース エンジン 2016 再頒布可能コンポーネント
    ArcGIS Pro などの 64 ビット ArcGIS クライアントから OLE DB 接続を作成するには、OLE DB を使用するデータベースに接続する ArcGIS Pro コンピューター上に適切な 64 ビットのドライバーをインストールする必要があります。
    もし、AccessDatabaseEngine_X64.exe のインストールが正常に行えない場合は、インストーラーをローカルに配置して、コマンド プロンプトからインストールを実行します。例えば「C:\Temp」フォルダーに「AccessDatabaseEngine_X64.exe」インストーラーを配置している場合は、以下のコマンドを実行します。
    C:\Temp\AccessDatabaseEngine_X64.exe /quiet
  2. ArcGIS Pro で [挿入] タブ→ [プロジェクト] → [接続] → [データベース] から [新しい OLE DB 接続] をクリックします。
    [データリンク プロパティ] ダイアログが表示され、「プロバイダー」 タブが表示されます。
  3. Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Provider を選択し、[次へ] をクリックします。
  4. [接続] タブが表示されます。[データソース] の欄にAccess データベースのパスと名称を指定して [OK] ボタンでダイアログを閉じます。
    [接続のテスト] ボタンをクリックすると、設定内容が正しいかを確認することができます。
  5. カタログ ウィンドウの [データベース] ツリーに「OLE DB Connection.odc」が追加されます。このツリーを展開すると、Access のテーブルが表示されます。
    「OLE DB Connection.odc」は、必要に応じてわかりやすい名称に変更することができます。「OLE DB Connection.odc」をカタログ ウィンドウで選択し [F2] キーを押すと、名称が変更可能な状態になります。

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