FAQ
カスタム タイル スキーマを作成したい
ナレッジ番号:5896 | 登録日:2025/02/21 | 更新日:2025/02/28
概要
タイル スキーマは、タイル キャッシュの座標系や縮尺レベルを定義するスキーマです。
ArcGIS Online のベースマップ等、既存のオンライン サービスでは [ArcGIS Online / Bing Maps / Google マップ] というタイル スキーマが指定されており、こちらは WGS 1984 Web メルカトル(球体補正)で、縮尺レベルが 0~23 段階です。
カスタム タイル スキーマを作成することで、任意の座標系や縮尺レベルを利用するマップやタイルの作成にご利用いただけます。
本 FAQ では、[タイル キャッシュのタイル スキーマの生成] ツールを利用して、カスタム タイル スキーマを作成する手順をご紹介します。手順
- ArcGIS Pro を起動し、マップに対して、タイル スキーマに利用したい座標系を設定します。
- [解析] タブの [ツール] をクリックして [ジオプロセシング] ウィンドウを表示し、[ツールボックス] タブから [データ管理ツール] → [タイル キャッシュ] → [タイル キャッシュのタイル スキーマの生成] ツールを起動します。
- ツールの設定にて、以下のパラメーターを設定しします。
- 入力データソース:タイル スキーマの生成に利用したいデータを指定します。マップの設定を利用する場合は当該マップを指定します。
- 出力タイル スキーマ:任意の保存場所およびファイル名を指定します。
- 生成方法:[新規作成] を指定
- [縮尺]:任意の縮尺を入力します。
[縮尺] の値を入力すると、自動的に [縮尺レベル数] が計算されます。
例えば、縮尺を 3 個追加した場合は 3 段階のズーム レベルとなるため、[縮尺レベル数] は「3」と表示されます。
タイル スキーマに追加しました最大および最小の [縮尺] は Web マップの最大/最小縮尺となるため、Web マップにて表示されたい縮尺のみを追加します。
縮尺や縮尺レベルの設定について、デフォルトのベースマップの値を利用される場合は「タイル レイヤーのデフォルトのタイル スキーマ」をご参照ください。
- [実行] をクリックします。
関連する質問
メタデータ
種類
機能
製品
外部URL
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タイル キャッシュのタイル スキーマの生成 (Generate Tile Cache Tiling Scheme) (データ管理)
-
Map Viewer および Map Viewer Classic に表示される Web マップの座標系は何ですか?その座標系は変更できますか?