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ArcGIS Pro: Web レイヤーを上書き公開する際の注意事項(レイヤー ID をホスト フィーチャレイヤーの ID に合わせて上書き公開する)

ナレッジ番号:5803 | 登録日:2024/07/03 | 更新日:2024/08/14

概要

ArcGIS Pro では、 ArcGIS Online に Web レイヤーとして共有する際に一意の数値 ID の割り当てを許可する必要があります。マップにアイテムを追加後に一意の数値 ID の割り当てを許可することで 上から順に レイヤーは一意 のレイヤー ID (0、1、2…) が割り当てられ、ArcGIS Online 上で Web マップまたはアプリケーションでレイヤーを参照する際にこの ID が使用されます。

アイテムを Web レイヤーとして上書き公開する際には、レイヤー ID が変更されていないか注意が必要です。なぜなら、一意のレイヤーArcGIS Pro の [コンテンツ] 上からレイヤーを削除して、再度マップに追加するとレイヤー ID が変わります。ID が一致しない場合、Web マップを開くと上書き後のレイヤーを正常に読み込めなくなります。そのため、ArcGIS Pro からホスト フィーチャレイヤーを上書き公開する場合、以下の手順で上書きの際に割り当てられたレイヤー ID が、上書き前のレイヤー ID とは一致していることを確認した上で、上書きする必要があります。


手順

  1. 上書き前の ホスト フィーチャレイヤーの ID を確認します。
    ArcGIS Online 上でフィーチャ レイヤー (host) のアイテム詳細ページの [概要] を開き、ソースの横にある [Feature Service] をクリック→ArcGIS REST API Service Directory 上でLayers の () の中のアイテムの ID の番号を確認します。

  2. 上書き前のレイヤー ID に書き換えます。
    ArcGIS Pro 上でサービスを上書き公開する際は上書きする前に、[マップ プロパティ] の [一般] タブで [Web レイヤーを共有できるよう一意の数値 ID の割り当てを許可] をオンにした上で、[コンテンツ] ウィンドウ上でレイヤーを右クリック→[プロパティ] を開き、[一般] タブ上で [レイヤーID] を 手順 1 で確認した既存のレイヤー ID を入力します。

  3. ArcGIS Pro の [コンテンツ] 上で更新に使用する当該レイヤーを右クリック→[共有]→[Web レイヤーの上書き] をクリックし、上書き先のホスト フィーチャレイヤーレイヤーを選択します。Web レイヤーの上書きに関する注意事項を確認した上で、[OK] をして、レイヤーを上書きします。

補足

レイヤーは一意 のレイヤー ID は、最初にマップにレイヤーを追加してから [マップ プロパティ] の [一般] タブで [Web レイヤーを共有できるよう一意の数値 ID の割り当てを許可] をオンにすると 0 から連番で振られますが、先に [Web レイヤーを共有できるよう一意の数値 ID の割り当てを許可] をオンにした上で、マップにアイテムを追加すると、ベースマップに 0、1 が割り振られるため、2から連番で振られます。そのため、上書き公開する際は、都度、現在公開されている ホスト フィーチャレイヤー の レイヤー ID に合わせて、上書き公開する必要があります。

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