FAQ
ArcGIS Pro 3.2 で登場したフィールド タイプについて
ナレッジ番号:5698 | 登録日:2024/01/10 | 更新日:2024/11/21
概要
ArcGIS Pro 3.2 から、以下のフィールドが新たに追加されましたが、これらのフィールドは ArcMap およびバージョン 3.1 以前の ArcGIS Pro でサポートされていません。そのため、これらのフィールドを含むジオデータベース フィーチャクラスをArcMap およびバージョン 3.1 以前の ArcGIS Pro で使用することができません。シェープファイルでもサポートされていませんので、これらのフィールドを含むデータ(ジオデータベース フィーチャクラス、CSV データなど)をシェープファイルに変換/エクスポートするとエラーが発生します。
以下のフィールドが含まれている場合は削除するか、サポートしているフィールドに変換してから別のアプリケーションでご利用ください。
- Big integer - 64 ビットのデータをサポートします。 -21.4 億~ 21.4 億の範囲を超える整数値を格納します。
- Timestamp offset - 日付と時間の値を格納し、協定世界時 (UTC) のオフセット (5/16/2023 10:00:00 AM -07:00 など) を含めることができます。
- Date only - 日付値 (2023-04-12 など) のみを格納します。
- Time only - 時間値 (10:00 AM など) のみを格納します。
また、CSV や Excel に日付のみ、時間のみが格納されている列がある場合、ArcGIS Pro バージョン 3.2 以降では Date only フィールド、Time only フィールドとして認識されます。そのため、日付のみ、時間のみが格納されている列を持った CSVや Excel からシェープファイルのポイントを作成することができません。schema.ini を作成し、Date only は Date(日付) として、Time only は Text として読み込んでください。
クライアントとジオデータベースの互換性につきましてはヘルプもご参照ください。
エクスポート時にフィールド タイプを変換する方法
- [コンテンツ] ウィンドウでエクスポート対象のレイヤーを右クリック → [データ] → [フィーチャのエクスポート] をクリックします。
- 出力先と名前を設定したら、[フィールド] を展開します。
- [編集] をクリックします。
- [タイプ] ドロップダウンから、サポートしているタイプを選択します。
- 対象となるすべてのフィールド タイプを変更したら、[OK] をクリックします。
- [フィーチャのエクスポート] を実行します。
※ ArcGIS Pro 3.2 では、「[フィーチャのエクスポート] 時にグループ レイヤー内にあるレイヤーのフィールドを編集すること」 および 「[テーブルのエクスポート] 時にフィールドを編集すること」 ができません。これは既知の制限で、ArcGIS Pro 3.3 で修正予定です。
関連する質問
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン