FAQ ArcGIS Pro 3.2 で登場したフィールド タイプについて

ナレッジ番号:5698 | 登録日:2024/01/10 | 更新日:2024/01/31

概要

ArcGIS Pro 3.2 から、以下のフィールドが新たに追加されましたが、これらのフィールドは ArcMap およびバージョン 3.1 以前の ArcGIS Pro でサポートされていません。そのため、これらのフィールドを含むジオデータベース フィーチャクラスをArcMap およびバージョン 3.1 以前の ArcGIS Pro で使用することができません。シェープファイルでもサポートされていませんので、これらのフィールドを含むデータ(ジオデータベース フィーチャクラス、CSV データなど)をシェープファイルに変換/エクスポートするとエラーが発生します。

以下のフィールドが含まれている場合は削除するか、サポートしているフィールドに変換してから別のアプリケーションでご利用ください。

  • Big integer - 64 ビットのデータをサポートします。 -21.4 億~ 21.4 億の範囲を超える整数値を格納します。
  • Timestamp offset - 日付と時間の値を格納し、協定世界時 (UTC) のオフセット (5/16/2023 10:00:00 AM -07:00 など) を含めることができます。
  • Date only - 日付値 (2023-04-12 など) のみを格納します。
  • Time only - 時間値 (10:00 AM など) のみを格納します。

また、CSV や Excel に日付のみ、時間のみが格納されている列がある場合、ArcGIS Pro バージョン 3.2 以降では Date only フィールド、Time only フィールドとして認識されます。そのため、日付のみ、時間のみが格納されている列を持った CSVや Excel からシェープファイルのポイントを作成することができません。schema.ini を作成し、Date only は Date(日付) として、Time only は Text として読み込んでください。

クライアントとジオデータベースの互換性につきましてはヘルプもご参照ください。

エクスポート時にフィールド タイプを変換する方法

  1. [コンテンツ] ウィンドウでエクスポート対象のレイヤーを右クリック → [データ] → [フィーチャのエクスポート] をクリックします。
  2. 出力先と名前を設定したら、[フィールド] を展開します。
  3. [編集] をクリックします。

  4. [タイプ] ドロップダウンから、サポートしているタイプを選択します。

  5. 対象となるすべてのフィールド タイプを変更したら、[OK] をクリックします。
  6. [フィーチャのエクスポート] を実行します。
※ ArcGIS Pro 3.2 では、「[フィーチャのエクスポート] 時にグループ レイヤー内にあるレイヤーのフィールドを編集すること」 および 「[テーブルのエクスポート] 時にフィールドを編集すること」 ができません。これは既知の制限で、ArcGIS Pro 3.3 で修正予定です。

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