FAQ
シェープファイルへ出力すると「最大レコード長を超えました。」というエラーが発生する

ナレッジ番号:5608 | 登録日:2023/08/09 | 更新日:2024/11/21

説明

シェープファイルの仕様である最大レコード長を超えると、シェープファイルを出力する際にエラー「001337: 最大レコード長を超えました」が発生します。

シェープファイルの属性情報は、拡張子が *.dbf のファイルに格納されており、「レコード長」とは全フィールド (列) の桁数だけでなく、dbf ファイル内部でフィールド定義などに使用されるバイト数も含みます。

対処方法

方法1 : ファイル ジオデータベースへ出力する

出力先をファイル ジオデータベースにすることで、エラーを回避することができます。
新規ファイル ジオデータベースを作成し、その中にデータを出力してください。 

方法2 : フィールドに定義されている桁数を最小限に減らす

Text 型フィールドの場合はデフォルトで 254 バイトが設定されています。シェープファイルに出力したい場合は、フィールド長が超過しないところまで不必要な桁数を減らしてください。

  1. [解析] タブ → [ツール] → [ジオプロセシング] ウィンドウで [フィーチャクラス → フィーチャクラス] ツールを検索します。
  2. [フィーチャクラス → フィーチャクラス] ツールで以下のように設定します。
     [入力フィーチャ] : ご利用データ
     [出力場所] : 出力場所のフォルダーを指定
     [出力名] : 出力データ名 + 拡張子 「.shp」 を指定 (例 : data.shp)
  3. [フィールド] 欄 > [出力フィールド] でフィールドを選択 > [プロパティ] を開きます。
      [タイプ] が Text のフィールドは、[長さ] がデフォルトで 254 となっているため、手動で各フィールドに必要な桁数に書き換えてください。
      [タイプ] が Text 以外のものは設定変更は不要です。
  4. ある程度 Text 型フィールドの桁数を減らした後、 [実行] をクリックし、出力できる長さになったか確認します。
    エラーが表示される場合は、更に桁数を減らしてください。

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