FAQ
ArcGIS Pro:ジオデータベース トポロジの作成方法

ナレッジ番号:5590 | 登録日:2023/07/27 | 更新日:2024/11/21

概要

ArcGIS におけるトポロジとは、地物(フィーチャ)間における位相関係(接続、隣接、包含など)の整合性を管理する機能やデータモデルのことです。トポロジを利用することで、さまざまな空間的なルールを持ったデータを保持することができます。トポロジの基礎解説については トポロジ - その他 データ/データモデル関連 | 基礎解説 | ESRIジャパン をご覧ください。
本 FAQ ではジオデータベース トポロジの作成方法をご案内いたします。ジオデータベース トポロジでは、ジオデータベース フィーチャクラスに空間的なルールを定義して、エラーの検出や修正を行うことができます。

この機能は、ArcGIS for Desktop の Standrad エディション以上で利用可能です。

 

操作方法

ArcGIS Pro

  1. [カタログ] ウィンドウまたは [カタログ] ビューで任意のフォルダー内にファイル ジオデータベースを準備します。ファイル ジオデータベースを右クリックし、[新規] から [フィーチャ データセット] を選択します。
  2. [フィーチャ データセットの作成] ツールが起動しますので、任意の [フィーチャ データセット名] を入力し、フィーチャ データセットを作成します。フィーチャ データセットとは、複数のフィーチャクラスを共通の座標系 (空間参照) で扱うためのデータセットです。トポロジを構築するための共通コンテナーとなります。
    [座標系] には、トポロジを適用したいデータ群と同じ座標系を指定してください。[レイヤー] 欄からレイヤーの座標系を用いて指定することも可能です。
  3. トポロジ チェックを行いたいデータを、上記で作成したフィーチャデータセットにインポートします。同一のファイル ジオデータベース内に同じ名前でコピーすることはできませんので、別名として作成するか、あらかじめトポロジ用に新規のファイル ジオデータベースを作成しておき、その中にフィーチャクラス データセットを作成してください。
  4. フィーチャ データセットを右クリックし、[新規] から [トポロジ] をクリックし、ウィザードにしたがって操作を行います。

    設定例
  5. トポロジが作成できました。トポロジの整合チェックを実行します。

メタデータ

機能

種類

製品