FAQ
ArcGIS Business Analyst Pro のデータ ソースの設定方法
ナレッジ番号:5437 | 登録日:2023/07/26 | 更新日:2024/11/21
概要
「ArcGIS Pro」をベースとした、商圏分析・エリアマーケティング特化型アプリケーション「ArcGIS Business Analyst Pro」(以降 Business Analyst Pro) で、解析に使用するデータ ソースを設定する方法を説明します。Business Analyst Pro を利用するためには、ベースとなる ArcGIS Pro のインストールやライセンスの割り当てが必要です。詳細は、FAQ「★関連ナレッジがみつかりませんでした★ArcGIS Business Analyst Pro を利用するには?」をご覧下さい。
説明
使用可能なデータの種類
Business Analyst Pro では、解析に使用するデータ ソースを、大きく分けて以下の 2 つの中から選択することができます。Business Analyst 用データ
- 日本国内のみのデータを利用できます。お使いの PC にデータをインストールしてお使いいただくものです。
- 搭載データの詳細は、こちらをご覧ください。
- 日本国内を対象に解析を行う場合は、基本的に本データをご利用いただくことをお勧めいたします。
ArcGIS Online 内のデータ
- 国内外のデータを利用できます。データのインストールは不要ですが、一部機能で ArcGIS Online のサービス クレジットを消費します。
- 本データを利用するためには、予め ArcGIS Online のアカウントで ArcGIS Pro にサイン インする必要があります。
- 搭載データの詳細は、以下をご覧ください。
- 日本などの一部の国では、複数の種類のデータセットの中から選択することができます。
ArcGIS Online の日本のデータは、以下の 2 つの内どちらかを選択できます。
- ESRIジャパン: ESRIジャパンが提供するデータ ソースです。人口や世帯、消費額など約 2,200 の変数を利用できます。
- Standard: ドイツの MBR 社 (Michael Bauer Research GmbH) が提供するデータ ソースです。約 120 の変数を利用できます。
データ ソースの設定方法
以下のいずれかの方法で、データ ソースを切り替えることができます。[ビジネス解析] ボタンから行う方法
この方法では、Business Analyst の全機能で使用するデータ ソースを設定することができます。- ArcGIS Pro を起動します。
- [解析] タブを開き、[ビジネス解析] ボタンをクリック → [データ ソースの変更] をクリックします。
- [Business Analyst データ ソース] ダイアログが開いたら、使用したいデータに応じて以下の操作を行い、[OK] をクリックします。
- Business Analyst 用データを使用したい場合:[コンピューター] をクリック → 使用したいデータを選択します。
- ArcGIS Online 内のデータを使用したい場合:[ポータル] 内の地域別フォルダーの中から、解析したい国を選択します。日本などの一部の国では、さらに複数の種類のデータの中から選択することができます。
ArcGIS Online のデータを利用する場合は、予め ArcGIS Online のアカウントで ArcGIS Pro にサイン インしておく必要があります。
- Business Analyst 用データを使用したい場合:[コンピューター] をクリック → 使用したいデータを選択します。
ジオプロセシング ツールの [環境] タブから行う方法
ジオプロセシング ツール内で、データ ソースを切り替えて解析を実行できます。[ビジネス解析] ボタンで設定されているデータ ソースを変更せずに、実行したいツールのみに変更を適用することができます。なお、この方法を実行できるのは、人口統計変数や道路ネットワークを使用する、以下のような一部のツールに限定されます。- カラー コード レイヤー
- レイヤーへの情報付加
- 道路距離/時間商圏の生成
- [解析] タブを開き、[ツール] ボタンをクリックして [ジオプロセシング] ウィンドウを開きます。
- [ツールボックス] タブを開き、[Business Analyst ツール] を展開し、任意のツールを開きます。
- [環境] タブを開き、[Business Analyst] の [参照] ボタンをクリックし、[Business Analyst データ ソース] ダイアログを開きます。
- [ビジネス解析] ボタンから行う方法の手順 3 と同様の方法でデータを選択し、[OK] をクリックします。
メタデータ
機能
種類
製品