FAQ
ArcGIS Pro: 属性値を集計してテーブルに出力したい
ナレッジ番号:5388 | 登録日:2023/07/26 | 更新日:2024/11/21
概要
属性テーブルに格納されている様々な情報の統計を表示したり、統計情報を出力することができます。
この方法を用いると、入力テーブルの情報をもとに集計を行い、結果をテーブルとして出力します。- それぞれのフィールドの統計情報 (合計値、平均値等) を出力する
- フィールドに含まれる属性値ごとの個数を出力する
- 一意の属性値ごとに別のフィールドの統計情報 (合計値、平均値等) を出力する
- 2 つのデータを使用して統計情報を出力する
例1:それぞれのフィールドの統計情報 (合計値、平均値等) を出力する
- 属性テーブルを開き、集計したいフィールドのフィールド名の部分を右クリックし、 [サマリー] をクリックします。
- [要約統計量] ダイアログで、以下のように設定を行い [実行] をクリックします。
- [出力テーブル]:出力テーブルの保存名と保存場所を任意に決めます。
- [統計フィールド]:[フィールド] 欄に集計したいフィールドを指定し、[統計の種類] 欄にフィールドに対する統計の種類を選択します。
- [ケース フィールド]:指定されているフィールドを削除します。
人口・世帯数フィールドの合計値を出力する場合の設定例:
出力テーブル:
例2:フィールドに含まれる属性値ごとの個数を出力する
- 属性テーブルを開き、集計したいフィールドのフィールド名の部分を右クリックし、 [サマリー] をクリックします。
- [要約統計量] ダイアログで、以下のように設定を行い [実行] をクリックします。
- [出力テーブル]:出力テーブルの保存名と保存場所を任意に決めます。
- [統計フィールド]:[フィールド] 欄に属性値ごとの個数を知りたいフィールドを指定し、[統計の種類] として「個数」を選択します。
同じ都道府県名を持つフィーチャ数を出力する場合の設定例:
出力テーブル:
例3:一意の属性値ごとに別のフィールドの統計情報 (合計値、平均値等) を出力する
- 属性テーブルを開き、一意の属性値が格納されているフィールドのフィールド名の部分を右クリックし、 [サマリー] をクリックします。
- [要約統計量] ダイアログで、以下のように設定を行い [実行] をクリックします。
- [出力テーブル]:出力テーブルの保存名と保存場所を任意に決めます。
- [統計フィールド]:[フィールド] 欄に集計したいフィールドを指定し、[統計の種類] 欄にフィールドに対する統計の種類を選択します。
都道府県名ごとに人口・世帯数フィールドの合計値を出力する場合の設定例:
出力テーブル:
例4:2 つのデータを使用して統計情報を出力する
例えばポリゴンとポイントのデータがあり、ポリゴンに含まれるポイントの数を属性値ごとにカウントしたい場合は Advanced ライセンスで利用できる [交差部分のクロス集計] ツールを使用します。集計結果はテーブルとして出力されます。
対象のデータがポリゴン同士である場合やラスターを用いる場合は、Spatial Analyst エクステンションで利用可能な [クロス集計] ツールを使用します。
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