FAQ
COM コンポーネント カテゴリへのクラスの登録
ナレッジ番号:5258 | 登録日:2023/07/26 | 更新日:2024/11/21
サマリ
このトピックは、特定のカテゴリに .NET コンポーネントを登録するさまざまな方法について概要を説明します。
内容
COM コンポーネント カテゴリへのクラスの登録について
ArcGIS の拡張のほとんどはコンポーネント オブジェクト モデル(COM)カテゴリによるものです。例えば ArcMap のすべてのコマンドとツールは ESRI Mx Commends コンポーネント カテゴリに登録されています。
.NET コンポーネントを登録する方法
以下は、.NET コンポーネントをカテゴリに登録するさまざまな方法です。
- コンポーネントが COM に登録される時に、そのクラスを自動的にコンポーネント カテゴリに登録するコードを .NET クラスに追加します。
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- ArcGIS Visual Studio 統合開発環境(IDE)統合フレームワークの一部である [ArcGIS Component Category Registrar] ダイアログ ボックスを使用して、クラスにコードを追加し、自動的にコンポーネント カテゴリにコンポーネントを登録します。このダイアログ ボックスは ESRI.ARCGIS.ADF.Local アセンブリのクラスを使用して、登録の実行を手助けします。詳細については、 ArcGIS Component Category Registrar dialog box と ArcGIS Visual Studio IDE Integration Framework for extending ArcObjects をご覧ください。
- ArcGIS アプリケーションの [ユーザ設定] ダイアログ ボックスを使用して、コマンド、ツール、ツール バーを追加します。このダイアログ ボックスの [ファイルから追加] ボタンをクリックし、カスタマイズのために作成されたタイプ ライブラリ(.tlb)ファイルを参照して、それを開きます。これにより、ArcGIS フレームワークがタイプ ライブラリから選択したクラスを適切なコンポーネント カテゴリに追加します。
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- このメソッドはコマンド アイテム(コマンド、ツール、ツール バー)を含むものの、自動登録コードをもっていない、既存のコンパイル済みコンポーネントを使用したい時に役に立ちます。
.NET コンポーネントに対しては、.dll ファイルの代わりにタイプ ライブラリを選択します。
- コンポーネント カテゴリ マネージャ(categories.exe)ユーティリティを使用します。 この場合、適切なコンポーネント カテゴリをユーティリティから選択し、タイプ ライブラリを参照して適切なクラスを選びます。ユーティリティは ArcGIS Desktop のインストール場所の bin フォルダにあります。
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- このメソッドは、カスタム クラスを含んでいるものの、自動登録コードをもっていない既存のコンパイル済みコンポーネントを使用したい時に役に立ちます。
categories.exe を使用する場合は、登録を完了するのに esriRegAsm(ArcGIS 10で利用可)の呼び出しを必要としません。categories.exe では ArcGIS Desktop と ArcGIS Engine 製品の両方に対する登録が可能ですが、ArcGIS Desktop がインストールされている場合にのみ利用可能です。さらに、.dll ファイルが生成したタイプ ライブラリ ファイル(.tlb)が、.dll ファイルの傍らに存在している必要があります。
どの方法でカテゴリ登録を行っても、行われる動作は基本的に同じです。
参照:
追加要件
コンポーネントをコンポーネント カテゴリに登録するためには、まず COM に登録する必要があります。
この文書は、ArcObjects Help for .NET Developers 内のトピック Registering classes in COM component categories を元に翻訳したものです。
メタデータ
種類
製品