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エラー : 国内対応パック 10.6.1 でWindows インストーラー コーディネーターのエラーが発生する
ナレッジ番号:3326 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
特定の環境下(Citrix XenApp のホストサーバーなど)で、国内対応パックのインストール中に Windows インストーラー コーディネーターというダイアログが起動し、「アプリケーションを初めて使用するための準備をしています。しばらくお待ちください。」という表示がでて、インストールが正常に終了しない場合があります。
原因
10.6.1 国内対応パック では、フォントのインストーラーを格納する MsiEmbeddedChainerテーブルを使用しているため、リモートデスクトップセッションホストの Windows Installer RDS Compatibility が有効になっている環境ではインストールできない場合があります。これにより、" Windowsインストーラコーディネータ "が表示される無限ループとなり、インストールに失敗する場合があります。
関連
Microsoft KB 2655192
回避方法
回避策は、Microsoft KBの記事に記載されています。
ドメイン管理者またはローカル管理者としてログインし、管理者として実行しているコマンドプロンプトから”GPEDIT.MSC”を実行します。
その後、次のグループポリシーディレクトリツリーに移動します。
[ローカルコンピュータポリシー]
|- [コンピュータの構成]
|- [管理用テンプレート]
|- [Windowsコンポーネント]
|- [リモートデスクトップサービス]
|- [リモートデスクトップセッションホスト]
|- [アプリケーション互換性]
|- [Windows Installer RDS Compatibility をオフにする][Windows Installer RDS Compatibility をオフにする]をダブルクリックで開いて、[未構成]から[有効]に変更後、[OK]で適用します。
*ユーザーの環境がドメインコントローラーによりグループポリシーの設定を実施している場合は、ドメイン管理者によるグループポリシーの変更が必要です。
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン