FAQ
ポリゴンを使用してゾーン統計 (またはゾーン統計をテーブルに出力) を実行すると、希望の結果が得られない
ナレッジ番号:3189 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ポリゴンをゾーン レイヤーとしてゾーン統計を行うと、希望の結果が得られないことがあります。
例えばポリゴンの形状が同一であるにも関わらず、レイヤーによって異なる結果を返す場合があります。その場合は [環境設定] の [処理範囲] を設定してからゾーン統計処理を行う必要があります。ここでは、その環境設定の方法をご紹介いたします。入力ゾーンに設定するフィーチャデータセットが比較的小さなフィーチャである場合にも、希望の結果が得られないことがあります。
その場合は、データの解像度を適切な値に変更してください。対処方法
ArcGIS Pro の場合
- [ジオプロセシング] ウィンドウから [ゾーン統計] または [ゾーン統計をテーブルに出力] ツールを起動します。
- ツールの各パラメーターの設定を行います。
- [環境] タブを表示します。
- [範囲] のプルダウンの [レイヤーと同じ] から [入力値ラスター] パラメーターと同一のレイヤーを選択します。 [以下の指定に一致] が表示され、範囲の座標値が入力されます。
- [スナップ対象ラスター] で、[入力値ラスター] パラメーターと同一のレイヤーを選択します。
- [実行] ボタンでツールの処理を実行します。
ArcMap の場合
- ArcToolbox → [Spatial Analyst ツール]→ [ジオプロセシング] ウィンドウから [ゾーン統計] または [ゾーン統計をテーブルに出力] ツールを起動します。
- ツールの各パラメーターの設定を行います。
- ツール ダイアログ下にある [環境] ボタンをクリックし、[処理範囲] を展開します。
- [範囲] から [レイヤー ([入力値ラスター] パラメーターと同一のレイヤー) に一致] を選択します。
- [スナップ対象ラスター] で、[入力値ラスター] パラメーターと同一のレイヤーを選択します。
- [OK] ボタンで処理を開始します。
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン