FAQ
ラスターを出力する際、ラスターのフォーマットを指定したい
ナレッジ番号:3184 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ジオプロセシング ツールなどでラスター データを出力する際、出力形式を明示的に指定する必要があります。その方法を紹介します。
ジオプロセシング ツールで設定する場合
ジオプロセシング ツールでラスターの出力を行う場合は、1 つのパラメーターでラスターの保存先と名称を指定することがほとんどです。
- ジオデータベース内にラスターを出力する場合
ジオデータベースのパスに続けて「¥ラスター名」を入力します。拡張子は不要です。
例) C:\gis_work\test.gdb\Raster - TIFF や JPEG などの外部ファイルとして出力する場合
保存先のパスに続けて「¥ラスター名+ ドット (.) + 拡張子」を入力します。
例) C:\gis_work\Raster.tif
「フォルダー¥ラスター名」の形式で出力ラスターを指定すると、 Esri グリッド形式で出力されます。ArcGIS Pro の [ラスターのエクスポート] ウィンドウで設定する場合
[ラスターのエクスポート] ウィンドウは、ArcGIS Pro の [コンテンツ] ウィンドウでラスター レイヤーを右クリック → [データ] → [ラスターのエクスポート] をクリックすると表示されます。
- ジオデータベース内にラスターを出力する場合
下の図のように、[出力ラスター データセット] で保存先のジオデータベースの名称とラスター名を指定します。
- TIFF や JPEG などの外部ファイルとして出力する場合
[出力ラスター データセット] で保存先のフォルダー名とラスターの名称を指定します。さらに、[出力フォーマット] でフォーマットを選択します。
ArcMap の [ラスター データのエクスポート] ダイアログで設定する場合
[ラスター データのエクスポート] ダイアログは、ArcMap で表示されるラスター出力のためのダイアログです。ラスターに対して [データのエクスポート] を実行したり、画像解析ウィンドウの [エクスポート] ボタンをクリックした際に表示されます。
- ジオデータベース内にラスターを出力する場合
[場所] 欄でジオデータベースのパスを指定し、[名前] 欄にラスター名を入力します。
- TIFF や JPEG などの外部ファイルとして出力する場合
[場所] 欄でフォルダーのパスを指定後、[名前] を入力します。拡張子は不要です。
それから [形式] でファイル フォーマットを指定します。
- ジオデータベース内にラスターを出力する場合
メタデータ
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種類
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