FAQ
ファイルのパスが格納されたフィールドやテーブルからアタッチメントを追加したい
ナレッジ番号:3147 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
フィーチャにファイルのパスまたはファイル名称が格納されている場合、その情報をもとにアタッチメントを追加することができます。
ここではその手順について紹介いたします。
※ アタッチメントの追加・削除を行うには、Standard 以上のライセンスをお持ちである必要があります。手順
以下の手順でフィーチャクラスに対してアタッチメントの有効化の設定を行い、パス情報をもとにアタッチメントを追加します。
ここでは下図のように、「Points」というフィーチャクラスに対して、「C:\Temp\Attachments\Image」フォルダーにあるJPEGファイルをアタッチメントとして追加します。
- あらかじめ、フィーチャがアタッチメントとして格納したいファイルのパスまたは名称を保持していることを確認します。
- カタログ ウィンドウで該当のフィーチャクラスを右クリックし、[管理] → [アタッチメントの作成] をクリックします。アタッチメントを格納するためのテーブルと、そのリレーションシップクラスが作成されます。
- ArcToolbox → [データ管理 ツール] → [アタッチメント] → [アタッチメント照合テーブルの作成 (Generate Attachment Match Table) ] を起動します。
- 以下のようにツールの設定を行い、[OK] ボタンでツールを実行します。
・ 入力データセット:対象のフィーチャクラス。
・ 入力フォルダー:アタッチメントとして格納したい画像が格納されたフォルダーのパス。
・ 出力照合テーブル:作成するテーブルの出力先と名称。
・ キー フィールド:画像の名称が格納されたフィールド名。
※ [相対パスで保存] については、キー フィールドに格納されたファイルのパスに応じてチェックを入れるかご判断ください。
もし [キー フィールド] に格納されたファイル名に拡張子が追加されていない場合、このこのフィールドで指定された値と同名の、拡張子が異なる複数のファイルを照合します。拡張子を別途指定したい場合は、[入力データ フィルター] にて拡張子を指定します。(設定例:*.jpg)
- 処理が正常に終わると、下図のようなアタッチメント照合テーブルが作成されます。
- ArcToolbox → [データ管理ツール] → [アタッチメント] →[アタッチメントの追加 (Add Attachments) ] を起動します。
- 以下のようにツールの設定を行い、[OK] ボタンでツールを実行します。
・ 入力データセット:対象のフィーチャクラス。
・ レイヤー、テーブル ビューのキーとなるフィールド:照合テーブルと結合するためのフィールド。今回はOBJECTIDを指定します。
・ 照合テーブル:手順5 で作成された照合テーブル。
・ 照合結合フィールド:入力データセットと結合するためのキー フィールド。
・ 照合パス フィールド:ファイルの名称が格納された照合テーブルのフィールド名。
・ 作業フォルダー:[照合パス フィールド] で指定したフィールドにパスが含まれていない場合、ファイルを格納したパスを入力します。
- 処理が終わるとアタッチメントが追加されます。[個別属性] ウィンドウやHTML ポップアップを表示し、アタッチメントが表示されるか確認します。
- あらかじめ、フィーチャがアタッチメントとして格納したいファイルのパスまたは名称を保持していることを確認します。
メタデータ
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