FAQ
ArcGIS Pro: 属性値ごとに異なるラベリングを行う方法(IF 構文)

ナレッジ番号:3125 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/09/07

概要

属性情報に応じてラベリング方法を変更する方法として、IF 構文の条件式を使用する方法と、 [ラベル クラス] を使用する方法があります。ここでは条件式を使用する方法をご紹介します。

なお条件式の記述には Arcade、VBScript、JScript、Python の言語が利用できます。 

Image

手順

  1. [コンテンツ] ウィンドウにてラベリングしたいレイヤーを選択 → ArcGIS Pro 上部の [ラベリング] タブ → [ラベル] でラベリングできます。

    Image

  2. [ラベル] タブ → [ラベル クラス] グループ] → [式] Imageをクリックします。
  3. [ラベル クラス] ウィンドウにて、[言語] を選択し、条件式を入力します。
    ここでは例として [言語] に "Arcade"を指定し、以下のような条件式を入力します 。

    例 1 :

    • [temperature] フィールドの値が 32 以上の場合 → "32 度以上" とラベリングする
    • [temperature] フィールドの値が 29 以上、31 以下の場合 → "平均気温" とラベリングする
    • 上記以外 → 何もラベリングしない
     if($feature.temperature >= 32) {return "32 度以上"}
      else if ($feature.temperature <=31 && $feature.temperature >= 29) {return "平均気温"}
      else {return " "}
    

    例 2 :

    • [temperature] フィールドの値が 32 以上の場合 → [地名] フィールドの値を赤色でラベリングする
    • [temperature] フィールドの値が 29 以上、31 以下の場合 → [地名] フィールドの値を青色でラベリングする 
    • 上記以外 → 何もラベリングしない
    if($feature.temperature >= 32) {return "<CLR red='255'><FNT size= '20'>" + $feature.地名 + "</FNT></CLR>"}
    else if ($feature.temperature <=31 && $feature.temperature >= 29) {return "<CLR blue ='225'><FNT size= '20'>" + $feature.地名 + "</FNT></CLR>"}
    else {return " "}
    

    Image

  4. [適用] ボタンをクリックします。

ラベル条件式の詳細はヘルプ: 「ラベルのテキストの指定」をご参照ください。

関連する質問

メタデータ

種類

製品

バージョン