FAQ
容量の大きい添付ファイル付きの ArcGIS Online のフィーチャ サービスをダウンロードする方法

ナレッジ番号:3118 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

Create Replica は、フィーチャ サービス(フィーチャ レイヤー)をエクスポートする処理のことです。添付ファイル容量の大きいフィーチャ サービスをダウンロードする場合は、Create Replica で出力します。この FAQ では、Create Replica の機能を使って ArcGIS Online のフィーチャ サービスをファイル ジオデータベースとして出力しダウンロードする方法をご紹介します。

手順

事前準備

Create Replica による処理を行うには、対象のフィーチャ サービスのデータのエクスポートもしくは同期の機能を有効にしておく必要があります。どちらも有効になっていない場合は、サービスのアイテム詳細ページの [設定] タブにて、いずれかの機能を有効化してください。

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Create Replica の手順

次の 1~13 の手順で行います。

  1. ArcGIS Online の [マイ コンテンツ] にて、フィーチャ サービスのアイテム詳細ページを開きます。

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  2. [概要] タブのページの一番下までスクロールし、右側の [URL] の項目の右端にある [表示] をクリックします。 Image

  3. [ArcGIS Rest Services Directory] のページが表示されます。ページの一番下までスクロールし、[Create Replica] をクリックします。 Image

  4. [Replica Name] に英数字で適当な名前を入力します。
  5. [Layers] では、フィーチャ サービス内のどのレイヤーを出力するかをレイヤー番号で指定します。レイヤー番号は 0 から始まる整数( 0,1,2, … )でつけられています。このフィーチャ サービスに含まれるレイヤーが 1 つのみであれば、「0」を指定してください。

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  6. [LayerQueries] では、出力するフィーチャを指定できます。フィーチャ数が多い場合は、下記のように出力するフィーチャを条件式で絞り込み、複数回に分けて Create Replica を出力することが可能です。

    {"0": {"where":"(OBJECTID >= 0 AND OBJECTID < 100)" , "useGeometry" : false}}

    条件式を指定しない場合は、空欄のままにします。
  7. [Return Attachments]、[Create Replica Asynchronously] を [True] にします。
  8. [Sync Model] を [none] にします。
  9. [Attachment Sync Direction] を [biderectional] にします。

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  10. [Data Format] を [FILEGDB] にします。
  11. [Create Replica] ボタンをクリックします。

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  12. ページ下部に表示される [statusURL] のリンクをクリックします。 Image

  13. [Status] が [Completed] になるまで待ちます。[Check] ボタンをクリックして [Status] を更新して確認してください。[Check] ボタンのクリック時に [Token Required] と表示された場合は、ブラウザーの [戻る] ボタンなどで Status のページに戻り、ブラウザーの再読み込みを行ってください。 Image
  14. [Status] が [Completed] になったら、[Result Url] のリンクをクリックします。 Image
    ZIP 圧縮されたファイル ジオデータベースをダウンロードできます。

※上記の方法でファイル ジオデータベースをエクスポートした後、下記のページでご紹介しているサンプル ツールを使用すると、ファイル ジオデータベースの添付ファイルを一括で抽出できます。

アタッチメント テーブルから添付ファイルを一括して抽出する
https://tech-support.esrij.com/arcgis/article/web/knowledge2872.html

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