FAQ
ArcGIS Online のフィーチャ サービスを添付ファイル付きでダウンロードする方法

ナレッジ番号:2873 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2025/11/06

概要

ArcGIS Online のフィーチャ サービス(ホスト フィーチャ レイヤー)に追加した添付ファイル(アタッチメント)をダウンロードする方法をご紹介します。
フィーチャ サービスのデータをファイル ジオデータベースの形式でエクスポートして、ダウンロードします。

※添付ファイルの合計容量が大きいと、ダウンロードするデータの容量も大きくなり、この FAQ にて紹介する方法では処理が上手くいかない場合があります。容量の大きい添付ファイルを追加している場合は、以下の方法でダウンロードを行ってください。
容量の大きい添付ファイル付きの ArcGIS Online のフィーチャ サービスをダウンロードする方法
https://tech-support.esrij.com/arcgis/article/web/knowledge3118.html

ダウンロード方法

  1. ArcGIS Online の 組織サイトにサイン インをします。
  2. [コンテンツ] タブをクリックし、添付ファイルを持つフィーチャ サービス(Feature Layer)をクリックして、アイテム詳細ページを表示します。

     
  3. アイテム詳細ページの [概要] ページの右側の [V] ボタンをクリックし展開し、[データのエクスポート] → [ファイル ジオデータベースにエクスポート] をクリックします。


    デフォルトの設定では、レイヤーの所有者(作成者)以外の方はダウンロード可能なファイル形式にエクスポートできません。他のメンバーがエクスポートすることを許可する場合は、[アイテム詳細] ページの [設定] タブにある [他のユーザーが別の形式にエクスポートすることを許可します。] を有効化してください。


  4. [エクスポート時のファイル形式: ファイル ジオデータベース] ダイアログの [タイトル] と [タグ] を入力し、[エクスポート] をクリックします。
  5. エクスポートが完了すると、ファイル ジオデータベースのアイテム詳細ページが表示されます。[概要] タブにある [ダウンロード] ボタンをクリックして、ファイル ジオデータベースが格納された zip ファイルをローカルにダウンロードします。

ダウンロードしたデータの確認方法(ArcGIS Pro)

  1. Windows エクスプローラー上で、保存した zip ファイルを解凍します。
  2. ArcGIS Pro の [カタログ] ウィンドウ上で、ダウンロードしたデータがあるフォルダーもしくはジオデータベースに接続します。接続方法は「ArcGIS Pro: よくアクセスするフォルダーやデータベースを接続したい」をご参照ください。
  3. ジオデータベースを展開すると、フィーチャクラス、フィーチャ サービスや元のデータの情報を含んだテーブル「GDB_ServiceItems」、アタッチメント テーブル「<フィーチャクラス名>_ATTACH」、そのフィーチャクラスとアタッチメント テーブルを関連付けるリレーションシップ クラス「<フィーチャクラス名>_ATTACHREL」が格納されています。


  4. アタッチメントを表示するには、ダウンロードしたファイル ジオデータベース内のフィーチャクラスをマップに追加します。 
  5. マップ上でフィーチャをクリックすると、ポップアップ上で添付ファイルが表示されます。ファイルをクリックすることで別ウィンドウで開くことが可能です。


ダウンロードしたデータの確認方法(ArcMap)

  1. Windows エクスプローラー上で、保存した zip ファイルを解凍します。
  2. ArcMap の [カタログ] ウィンドウにて、ダウンロードしたファイル ジオデータベースの内容を確認すると、フィーチャクラス、フィーチャ サービスや元のデータの情報を含んだテーブル(「GDB_ServiceItems」)、アタッチメント テーブル(「<フィーチャクラス名>_ATTACH」)、そのフィーチャクラスとアタッチメント テーブルを関連付けるリレーションシップ クラス(「<フィーチャクラス名>_ATTACHREL」)が格納されています。

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  3. アタッチメントを表示し、開くには、[個別属性] ウィンドウを使用します。
    1. ダウンロードしたファイル ジオデータベース内のフィーチャクラスをマップに追加します。 
    2. [ツール] ツールバーの [個別属性] ツールをクリックして、表示するアタッチメントを含むフィーチャをクリックします。 
    3. [個別属性] ダイアログにアタッチしたファイルが追加されていることが確認できます。プルダウン「▼」をクリックして [アタッチメント マネージャーを開く] をクリックします。

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    4. アタッチメント マネージャーから、添付ファイルを開いたり保存したりすることができます。

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また、以下の FAQ では Python スクリプトを使用した、フィーチャクラスに添付したファイルを一括でフォルダーに抽出するツールを紹介しています。
アタッチメント テーブルから添付ファイルを一括して抽出する

ArcGIS Pro 3.3 以降では、[アタッチメントのエクスポート] ジオプロセシング ツールを使用して、フィーチャクラスに添付したファイルを一括でフォルダーに抽出することが可能です。
アタッチメントのエクスポート (Export Attachments) (データ管理)


この FAQ のチャプチャー画像は 2025 年 9 月 19 日時点のものです。

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