FAQ
質問:同じデータベースの異なるバージョンを ArcGIS Server に登録する方法はありますか?
ナレッジ番号:2974 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ジオデータベースが ArcGIS Sever に登録されている場合には、名前が「dbo.DEFAULT」のバージョンがデフォルトで登録されます(「dbo.DEFAULT」は SQL Server を使用した場合の名称であり、DBMS 環境によっては「sde.DEFAULT」となる場合もあります)。しかし同じデータベースの異なるバージョンから ArcGIS Server へ登録を試みると [データベースがすでに ArcGIS Server に登録されています。] と表示されます。
以下では、この問題の回避策として、同じデータベースの複数のバージョンを ArcGIS Server に登録する方法を説明します。
手順
この記事は、既に「dbo.DEFAULT」バージョンを使用したデータベースが、ArcGIS Sever に登録されいていることが前提となります。- 新しいマップ ドキュメントを開き、SDE ジオデータベースのデータを ArcMap に追加します。 この [コンテンツ] のテーブルから、データのバージョンを「dbo.DEFAULT」ではなく、登録したいバージョンに切り替えます。
- サービスの公開方法
を参照し、参照先の手順 1 から 手順 5 に従って、マップ サービスの公開を行い、手順 5 で作業を中断してください。 - この時点のサービスでは、[マッピング] ケーパビリティのみが有効であり、[Feature Access] ケーパビリティは無効になっていることを確認してくだい。確認後、[分析] をクリックしてください。
- [準備] ウインドウの [レイヤーのデータ ソースがサーバーに登録されていません。データがサーバーにコピーされます] を右クリックし、[データ ソースをサーバーに登録します] オプションを選択します。
データベースの登録] ポップアップ ウィンドウが表示され、[共有データベース接続] に接続のストリングが表示されます。 ストリングを辿ると、「dbo.DEFAULT」 ではなく、ステップ 1 で選択したバージョンがサーバーに登録されていることが分かります。
- [共有データベース接続] に表示された接続に対応する適切な名称を [名前] に入力し、[OK] をクリックします。
- [サービス エディター] の [分析] をクリックします。[レイヤーのデータ ソースがサーバーに登録されていません。データがサーバーにコピーされます] は表示されません。
- 必要であれば [ケーパビリティ] から [Feature Access] にチェックを入れ、サービスを公開します。
- 新しいマップ ドキュメントを開き、SDE ジオデータベースのデータを ArcMap に追加します。 この [コンテンツ] のテーブルから、データのバージョンを「dbo.DEFAULT」ではなく、登録したいバージョンに切り替えます。
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