FAQ
ネットワーク データセットを作成すると、意図しない箇所にノードが作成される

ナレッジ番号:2806 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/08/16

概要

意図しない箇所にノードが作成され、エッジ ソース(ネットワーク データセットに含まれるライン データ)が細かく区切られる場合があります。必要な箇所にのみノードを作成することで、ネットワーク解析がより効率的に行われます。

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必要なスキル: ArcMap 中級レベル以上
留意事項:道路の規制などを考慮しなければ簡易的なネットワーク データセットを時間をかけずに作成することができますが、規制などを考慮する場合は設定すべきパラメーターが多数あります。ヘルプを見ながらユーザー様自身で、要望に合う設定を判断する必要があり、場合によっては非常に複雑な作業になります。

ネットワーク データセットを使用する方法

この方法は、構築済みのネットワーク データセットに付与されている規制や設定を引き継ぐことができます。立体交差点などの高さ(エレベーション)情報を反映して、道路が物理的に交差している箇所にノードを作成することができます。

条件

  • 構築済みのネットワーク データセットを使用します。
  • 終点(End Point)の接続性ポリシーを持つエッジ ソースを使用します。
  • エレベーション ポリシーを持つエッジ ソースを使用します。

手順

  1. ArcToolbox → [Network Analyst ツール] → [ネットワーク データセット] → [ネットワークのディゾルブ] ツールを起動します。
  2. [入力ネットワーク データセット] と [出力ジオデータベース ワークスペース] を指定し、[OK] をクリックします。

ライン フィーチャが交差するすべての箇所にノードを作成する方法

高さなどは考慮せず、平面的に道路が交差する箇所にのみノードを作成します。

条件

  • ネットワーク データセット構築前のライン データを使用します。

手順

  1. [ジオプロセシング] メニュー → [ディゾルブ] ツールを起動します。
  2. [入力フィーチャ] と [出力フィーチャクラス] を指定し、[マルチパート フィーチャの作成] チェックボックスをオフ(無効)にし、[OK] をクリックします。
  3. ネットワーク データセットを構築します。

メタデータ

種類

製品

バージョン