FAQ
ネットワーク データセットを作成すると、意図しない箇所にノードが作成される
ナレッジ番号:2806 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
意図しない箇所にノードが作成され、エッジ ソース(ネットワーク データセットに含まれるライン データ)が細かく区切られる場合があります。必要な箇所にのみノードを作成することで、ネットワーク解析がより効率的に行われます。
ネットワーク データセットを使用する方法
この方法は、構築済みのネットワーク データセットに付与されている規制や設定を引き継ぐことができます。立体交差点などの高さ(エレベーション)情報を反映して、道路が物理的に交差している箇所にノードを作成することができます。
条件
- 構築済みのネットワーク データセットを使用します。
- 終点(End Point)の接続性ポリシーを持つエッジ ソースを使用します。
- エレベーション ポリシーを持つエッジ ソースを使用します。
手順
- ArcToolbox → [Network Analyst ツール] → [ネットワーク データセット] → [ネットワークのディゾルブ] ツールを起動します。
- [入力ネットワーク データセット] と [出力ジオデータベース ワークスペース] を指定し、[OK] をクリックします。
ライン フィーチャが交差するすべての箇所にノードを作成する方法
高さなどは考慮せず、平面的に道路が交差する箇所にのみノードを作成します。
条件
- ネットワーク データセット構築前のライン データを使用します。
手順
- [ジオプロセシング] メニュー → [ディゾルブ] ツールを起動します。
- [入力フィーチャ] と [出力フィーチャクラス] を指定し、[マルチパート フィーチャの作成] チェックボックスをオフ(無効)にし、[OK] をクリックします。
- ネットワーク データセットを構築します。
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