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問題:エラー1920。サービス 'ArcGIS Server Object Manager' (ArcServerObjectManager)が開始できませんでした
ナレッジ番号:2649 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ArcGIS Server 10(GIS サービス)サービスパックのインストール後、日本語サプリメントのインストール時に以下のようなエラーが発生することがあります。特に、サービスパックをインストールした後に自動起動する GIS サーバ ポスト インストールをキャンセルした場合に発生します。
このとき、Windows のイベント ビューアー(Windows ログのアプリケーション)には ArcSOM.exe の Application Error エラー(イベント ID:1000、障害モジュール名:ServerCore.dll)が記録されます。
原因
サービスパックのインストール後に、GIS サービスのポスト インストールを実施する必要があります。ポスト インストールが完了する前に日本語サプリメントのインストールを進めると、このエラーが発生します。
対応策
日本語サプリメントのインストール中にエラー 1920 が発生した場合は、エラー画面はそのままに、先にポスト インストールを完了させてください。ポスト インストールは、サービスパックのインストール時に必ず必要となる手順です。
GIS Server Post Install が完了したら、エラー ダイアログの [再試行] ボタンをクリックしてください。日本語サプリメントのインストールが完了したら、すべて終了です。
既にエラー ダイアログを閉じてしまっている場合は、ポスト インストールの完了後に下記の手順にて日本語サプリメントのみを手動でインストールしてください。
- ArcGISServerGISServices10SP4-Japanese.exe 実行時に「パッケージが抽出したファイルの格納先」として指定したフォルダに移動します(デフォルトでは、C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp となります)。
- 上記フォルダ配下の、下記の場所にあるファイル(ServerNet10sp4-Japanese.msp)を右クリックし、[適用] をクリックします。
ポスト インストールで状況が改善しない場合は(クリック)
- Windows の [管理ツール] → [サービス] を開き、ArcGIS Server Object Manager の「ログオン」を確認します。
- ログオン ユーザーが .\ArcGISSOM となっている場合、正常です。Local System になっている場合、修正が必要です。
- 必要に応じて、ログオン ユーザーを .\ArcGISSOM に変更します。
メタデータ
種類
製品
バージョン