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ラインの任意の間隔からポイントを発生したい

ナレッジ番号:2618 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/06/25

ポリラインの任意の間隔からポイントを発生させるには、以下の手順で行います。

複数のラインに対して一括処理を行う場合 
個々のラインに対して処理を行う場合、または10.3.1以前のバージョンをお使いの場合

複数のラインに対して一括処理を行う場合

ArcToolBoxの[データ管理] → [サンプリング] → [ラインに沿ってポイントを生成 (Generate Points Along Lines)] ツールを使用します。このツールはバージョン10.4以降をお使いの場合に使用できます。
ラインフィーチャクラスは、平面直角座標系などの投影座標系に設定しておく必要があります。


個々のラインに対して処理を行う場合、または10.3.1以前のバージョンをお使いの場合

  1. ポイントを格納するためのフィーチャクラス (またはシェープファイル) の作成
    任意の間隔でポイントを作成するためのポイントフィーチャクラスをあらかじめ用意する必要がございます。
    ※既存のポイントデータを使用して任意の間隔からポイントを作成する場合は次の手順に進んで下さい。
    1. [カタログ] ウィンドウまたは、ArcCatalog の任意のフォルダを右クリックして、[新規作成] → [シェープ ファイル] をクリックします。
    2. [シェープファイルの新規作成] ダイアログにて、[空間参照] 欄の [編集] ボタンをクリックします。
    3. 表示された [空間参照プロパティ] にて [インポート] をクリックして、ポリラインデータを選択して、ポリラインと同様の座標系を設定します。
    4.  [空間参照プロパティ] 、[シェープ ファイルの新規作成] ダイアログでそれぞれ [OK] をクリックしてポイントデータの作成が完了します。 

      参考リンク: 新規にシェープファイルを作成するには?
  2. ポリラインの任意の間隔からポイントを発生
    1. ArcMap にライン フィーチャクラスと、先ほど作成したポイントデータを追加します。
    2. ArcMap の [カスタマイズ] メニュー → [ツールバー] → [エディタ] をクリックして [エディタ] ツールバーを表示します。
    3. [エディタ] ツールバーにて [エディタ] → [編集の開始] をクリックします。
    4. [編集ツール] Image をクリックして、ラインを1つ選択します。選択すると水色で表示されます。 
    5. [エディタ] → [ポイントの作成] をクリックします。
    6. [ポイントの作成]ウィンドウにてポイントの作図方法を選択します。

        Image
       
      ポイント数:指定した数のポイントがライン上に等間隔で作図されます。

      Image

      距離
      :ポリラインの始点または終点から、指定したマップの単位の距離ごとにポリライン上に作図されます。距離を選択した場合は、[方向]欄でラインの始点または終点、どちらからポイントを作図するか設定します。ポリラインの始点と終点は、[ポイントの作成]ウィンドウが表示されると、選択したポリラインに図のように向きが表示されますので、こちらから判断します。図では左が始点で右が終点です。

      Image

      メジャー値
      :ラインに沿って M 値に基づく特定の間隔でポイントを作成します。 (M値) [方向]欄でラインの始点または終点、どちらからポイントを作図するか設定します。
    7. ポリラインの始点と終点にポイントを作成する時は、[始点と終点に追加の点を作成]にチェックを入れます。
    8. OKをクリックして処理を実行します。

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