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フィールド演算を使用して数値の累積値を入力する方法

ナレッジ番号:2587 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

ArcMap の「フィールド演算」はフィーチャの属性値を入力するための便利な機能です。複数のフィーチャに一括で属性値の入力ができ、スクリプトを使用した高度な演算も行うことができます。ここでは、フィールド演算で Python  スクリプトを使用して、数値型のフィールドの累積値を算出して入力する方法を紹介します。

手順

  1. ArcMap でフィーチャ レイヤの属性テーブルを開きます。 
  2. 属性を編集したいフィーチャを選択状態にしてから、フィールド名を右クリックして [フィールド演算] をクリックします。 
  3. [フィールド演算] ダイアログが表示されたら、[形式] として [Python] を選択します。 
  4. [コードブロックを表示] のチェックボックスにチェックを入れます。 
  5. 次のように入力します。
     
    [Pre-Logic Script Code:]
    total = 0
    def accumulate(increment):
     global total
     if total:
      total += increment
     else:
      total = increment
     return total
    
     
    フィールドの値として入力する式
    accumulate(!FieldA!)
    
    ※ 「FieldA」の部分を、累積したい値が入っているフィールドの名前に変更してください。
     

     
  6. [OK] をクリックしてフィールド演算を実行します。
     

注意

  • Python スクリプトでは、行のインデント(行頭のスペースの数)が意味を持ちます。注意して入力してください。
  • [フィールド演算] ダイアログにコピー&ペーストで入力する場合は、フィールドの値として入力する式の後に改行を入力しないようにご注意ください。
 

関連情報

フィールド演算の式を別のマップ ドキュメントで再利用する方法
 

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