FAQ
他のパソコンに移動したジオデータベースが ArcMap で表示できない

ナレッジ番号:2573 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

他のパソコンに移動したジオデータベースが ArcMap で表示できない場合に、該当する操作についてご案内致します。

操作:その1

ファイル ジオデータベースを ArcCatalog ではなく Windows エクスプローラ上でコピーした。

対策

Windows エクスプローラーで、データのコピーを行う場合は注意が必要です。.gdb フォルダー内のファイルを編集・削除などを行うとデータの紛失やジオデータベースを開くことができなくなる恐れがあるため、必ず .gdb フォルダーごとコピーして移動してください。または、ArcCatalogか、ArcMap の [カタログ] ウィンドウでコピーや削除などの操作を行ってください。

操作:その2

ArcGIS 10 で作成されたジオデータベースを ArcGIS 9.3.1で開こうとした。
(「データベースに接続できませんでした」と表示される。)

対策

最新のバージョンで作成されたジオデータベースを下位バージョンで開くことは出来ません。最新バージョンから下位バージョンのジオデータベースを作成する必要があります。

操作:その3

ジオデータベースの保存場所を移動したら、ジオデータベースのレイヤが追加されているマップドキュメント(*mxd)ファイルのデータソースのパス(リンク)が切れてしまった。ArcMap の [コンテンツ] ウィンドウ上で名前の横に赤い感嘆符 「!」 が表示される。

対策

この現象はマップドキュメント(*.mxd)ファイルの設定上の問題です。マップドキュメント(*mxd)ファイルはレイヤの保存場所のパスを利用してデータを ArcMap 上に表示します。もし、ジオデータベースの保存先が変わり、マップドキュメント(*mxd)ファイルに保存されているデータソースと異なってしまうとパスが切れてしまい、ArcMap 上で表示することができません。リンクが切れてしまった場合、ArcMap の[コンテンツ]ウィンドウ上で名前の横に表示される赤い感嘆符「!」をクリックして、正しいデータソースを指定します。

データソースをのパスを切れないようにデータを移動するには、マップドキュメントファイル(*mxd)のデータソースの設定を相対パスで設定して保存し、マップとジオデータベースをフォルダごと移動します。

マップドキュメントファイル(*mxd)相対パスの設定方法は以下のリンクをご参考ください。

メタデータ

機能

種類

製品

バージョン