FAQ
ラスタデータの範囲を指定して内挿するには?
ナレッジ番号:2475 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
説明
Spatial Analyst や 3D Analyst のようなエクステンションを使用して、IDW、スプラインやクリギング等の内挿補間することでポイント フィーチャから ラスターを作成することができます。
作成されるラスター データの範囲を特定の範囲のみに限定したい場合は、限定したい範囲のポリゴンデータで作成し、このポリゴン レイヤーを「マスク」として設定することで特定の範囲の内挿補完データを作成することが可能です。
また、ラスターは使用した入力フィーチャクラスの範囲で作成されます。その作成範囲を任意の範囲に拡張したい場合は、ツールの [環境設定]にある [処理範囲] を設定します。処理範囲を限定する方法
方法 1 : ポリゴンやグラフィックスの範囲でクリップする方法
内挿処理を行った後、ポリゴンやグラフィックスを使ってクリップを行います。
手順は、 ラスタデータをポリゴンの範囲で切り出す・切り抜くには?をご参照ください。方法 2 : ポリゴン レイヤーをマスク レイヤーとして設定する方法
内挿処理の実行時に マスク ポリゴンを指定する方法です。
- ArcToolbox の各内挿ツールを起動します。
- 起動したツールのダイアログ ボックス内の下部にあるボタンの [環境] → [ラスター解析] の文字部分をクリックし、[マスク] の欄で、作成した内挿したい範囲のポリゴン レイヤーを指定します。
※ [Natural Neighbor] ツールで内挿する際、方法 2 はご利用いただけません。作成範囲を拡張する方法
内挿処理で作成されるラスターは、初期設定では入力フィーチャクラスの範囲と一致するように作成されます。必要に応じて、より広い範囲のラスターを作成することができます。
- ArcToolbox の各内挿ツールを起動します。
- 起動したツールのダイアログ ボックス内の下部にあるボタンの [環境] → [処理範囲] の文字部分をクリックし、[範囲] の欄から出力範囲としたい項目を選択します。
メタデータ
機能
種類
製品
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