FAQ
[フィールド演算] の実行手順
ナレッジ番号:1776 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
説明
フィールド演算の機能を使うことで、テーブル内の値を一括編集することができます。(単一レコード、選択したレコードに対して、またはすべてのレコードに対してフィールド値を設定するために、数学的な計算を実行することができます。)
以下にフィールド演算の利用例を紹介します。
もし入力先のフィールドを新規に追加したい場合は、こちらのFAQ の手順をお試しください。操作手順
- 属性テーブルで編集対象のフィールドのフィールド名の部分を右クリックし [フィールド演算] をクリックします。
[フィールド演算] ダイアログが表示されます。
- 条件式の入力形式について、[VB Script] か [Python] のいずれかを選択します。
- フィールドや関数を使用して条件式を入力します。
- [OK] ボタンで演算処理を開始します。
フィールド演算の処理に失敗した場合は、処理中にエラーが発生しました。詳細については [結果] ウインドウをご参照下さい」というエラーが表示されます。結果ウィンドウの詳細については、こちらのFAQ でご確認ください。コード ブロックを使用したフィールド演算の実行方法
[コード ブロックを表示] にチェックを入れると、[Pre-Logic Script Code] というスクリプト コードの入力欄が表示されます。その場合、スクリプトの処理を呼び出して演算を行うことができます。
実行例
連番を付加する方法
FID または ObjectID を利用して、任意のフィールドに「1」から始まる連番の数字を格納します。
- 値を代入したいフィールドのフィールド名の部分を右クリックし、 [フィールド演算] をクリックします。
- フィールド名の一覧から [FID] または [ObjectID] をダブルクリックし、以下のように入力します。
[FID]+1
FID は、「0」から始まっていますので、「1」を加えることで、「1」から始まる番号を付加します。 - [OK] をクリックし、フィールド演算のダイアログを閉じます。
Text 型のフィールドに任意の文字を入力する方法
Text 型フィールドに「東京都」と入力します。
- 値を代入したいフィールドのフィールド名の部分を右クリックします。
- 表示されたメニューから [フィールド演算] をクリックします。
- [フィールド演算] ダイアログボックスが表示されます。
- ダイアログボックスの余白欄に以下のように入力します。
"東京都" - [OK] をクリックし、フィールド演算のダイアログを閉じます。
Text 型フィールドに「東京都」と入力して、さらにスペースをいれてから連番をつけます。
- 値を代入したいフィールドのフィールド名の部分を右クリックします。
- 表示されたメニューから[フィールド演算] をクリックします。
- [フィールド演算] のダイアログボックスが表示されます。
- ダイアログボックスの余白欄に以下のように入力します。
"東京都" & " " & [FID] - [OK] をクリックし、フィールド演算のダイアログを閉じます
2つフィールドの値を合計する方法
- 値を代入したいフィールドのフィールド名の部分を右クリックします。
- 表示されたメニューから [フィールド演算] をクリックします。
- [フィールド演算] のダイアログが表示されます。
- ダイアログの上部に表示されたフィールドのリストで 合計したいフィールドをダブルクリックし、以下のように入力します。
[合計したいフィールドA] + [合計したいフィールドB] - [OK] をクリックし、フィールド演算のダイアログを閉じます。
注意事項
フィールド演算の実行後は、フィールドの値を元に戻すことはできません。ただし、編集を開始し、編集セッション内で行う場合は、編集を保存しないかぎり、フィールド演算後の値は保存されません。
- 属性テーブルで編集対象のフィールドのフィールド名の部分を右クリックし [フィールド演算] をクリックします。
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン