FAQ
[フィールド演算] の実行手順

ナレッジ番号:1776 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/06/21

説明

フィールド演算の機能を使うことで、テーブル内の値を一括編集することができます。(単一レコード、選択したレコードに対して、またはすべてのレコードに対してフィールド値を設定するために、数学的な計算を実行することができます。)

以下にフィールド演算の利用例を紹介します。

もし入力先のフィールドを新規に追加したい場合は、こちらのFAQ の手順をお試しください。

操作手順

  1. 属性テーブルで編集対象のフィールドのフィールド名の部分を右クリックし [フィールド演算] をクリックします。
    [フィールド演算] ダイアログが表示されます。
  2. 条件式の入力形式について、[VB Script] か [Python] のいずれかを選択します。
  3. フィールドや関数を使用して条件式を入力します。
  4. [OK] ボタンで演算処理を開始します。
フィールド演算の処理に失敗した場合は、処理中にエラーが発生しました。詳細については [結果] ウインドウをご参照下さい」というエラーが表示されます。結果ウィンドウの詳細については、こちらのFAQ でご確認ください。

コード ブロックを使用したフィールド演算の実行方法

[コード ブロックを表示] にチェックを入れると、[Pre-Logic Script Code] というスクリプト コードの入力欄が表示されます。その場合、スクリプトの処理を呼び出して演算を行うことができます。

実行例

連番を付加する方法

FID または ObjectID を利用して、任意のフィールドに「1」から始まる連番の数字を格納します。

  1. 値を代入したいフィールドのフィールド名の部分を右クリックし、 [フィールド演算] をクリックします。
  2. フィールド名の一覧から [FID] または [ObjectID] をダブルクリックし、以下のように入力します。

     [FID]+1

    FID は、「0」から始まっていますので、「1」を加えることで、「1」から始まる番号を付加します。
  3. [OK] をクリックし、フィールド演算のダイアログを閉じます。


Text 型のフィールドに任意の文字を入力する方法

Text 型フィールドに「東京都」と入力します。

  1. 値を代入したいフィールドのフィールド名の部分を右クリックします。
  2. 表示されたメニューから [フィールド演算] をクリックします。
  3. [フィールド演算] ダイアログボックスが表示されます。
  4. ダイアログボックスの余白欄に以下のように入力します。

    "東京都"
  5. [OK] をクリックし、フィールド演算のダイアログを閉じます。


Text 型フィールドに「東京都」と入力して、さらにスペースをいれてから連番をつけます。

  1. 値を代入したいフィールドのフィールド名の部分を右クリックします。
  2. 表示されたメニューから[フィールド演算] をクリックします。
  3. [フィールド演算] のダイアログボックスが表示されます。
  4. ダイアログボックスの余白欄に以下のように入力します。

    "東京都" & "  " & [FID]
  5. [OK] をクリックし、フィールド演算のダイアログを閉じます

2つフィールドの値を合計する方法

  1. 値を代入したいフィールドのフィールド名の部分を右クリックします。
  2. 表示されたメニューから [フィールド演算] をクリックします。
  3. [フィールド演算] のダイアログが表示されます。
  4. ダイアログの上部に表示されたフィールドのリストで 合計したいフィールドをダブルクリックし、以下のように入力します。

    [合計したいフィールドA] + [合計したいフィールドB]
  5. [OK] をクリックし、フィールド演算のダイアログを閉じます。

注意事項

フィールド演算の実行後は、フィールドの値を元に戻すことはできません。ただし、編集を開始し、編集セッション内で行う場合は、編集を保存しないかぎり、フィールド演算後の値は保存されません。

メタデータ

種類

製品

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