お知らせ
サポート終了情報:ArcGIS Maps SDK for JavaScript のウィジェット
ナレッジ番号:6099 | 作成日:2026/03/17
概要
2026 年 2 月 24 日の ArcGIS Maps SDK for JavaScript バージョン 5.0 のリリースに伴い、ArcGIS Maps SDK for JavaScript のすべてのウィジェットが非推奨となりました。ウィジェットの完全な廃止は早ければ 2027 年第 1 四半期に予定されています。開発者は、従来のウィジェットを置き換え、Esri が推奨する標準ベースでブラウザーがサポートする技術スタックに対応した ArcGIS Maps SDK for JavaScript の Web コンポーネントへ移行する必要があります。
2016 年に ArcGIS Maps SDK for JavaScript が導入された当時、Web コンポーネント標準はまだ発展途上であり、幅広いブラウザー サポートも不足していました。そのため、急速に変化する Web 開発の状況を考慮し、Esri は独自のウィジェット アーキテクチャーを構築し、Web アプリケーション向けに 60 を超えるウィジェットを提供しました。
現在では、Web コンポーネント標準は主要なブラウザーで完全にサポートされており、Esri は技術の近代化を進めることが可能になっています。ウィジェットの機能は Web コンポーネントとして提供され、従来のウィジェットは段階的に廃止されていきます。
非推奨の詳細
非推奨に関するメッセージは以下に示されます。
- API リファレンス
- サンプル コード
- コンソール メッセージ
主なマイル ストーン
- 非推奨は 2025 年 2 月にリリースされた ArcGIS Maps SDK for JavaScript バージョン 4.32 から始まり、その後のリリースで段階的に進められています。
- すべてのウィジェットは 2026 年第 1 四半期までに非推奨になります。
- ウィジェットは早ければ 2027 年第 1 四半期に ArcGIS Maps SDK for JavaScript から完全に廃止される予定です。
推奨事項
開発者はレガシー ウィジェットを @arcgis/map-components パッケージの Web コンポーネントに置き換えるため、コードを書き直す必要があります。この対応により、今後の ArcGIS Maps SDK for JavaScript のリリースと互換性が維持され、適切な機能が確保されます。
既存のアプリケーションを持つ開発者は、ウィジェットを Web コンポーネントに置き換えるために、コードの一部を更新または書き換える必要があります。必要となる作業量は、アプリケーションの複雑さによって、小規模な調整から大規模な変更まで幅があります。しかし、Web コンポーネントへの移行により、モダンなフレームワークとの統合が容易になること、時間とコストを削減できるカプセル化されたワークフローが提供されること、新しいアプリケーションを構築する際により親しみやすく効率的なアプローチが得られること、そして向上したパフォーマンスを伴う新機能へアクセスできるなど、顧客に大きなメリットがもたらされます。
ArcGIS Experience Builder のカスタム ウィジェット
ArcGIS Maps SDK for JavaScript におけるウィジェットが非推奨となり、最終的に廃止されるため、開発者は将来の互換性を確保するために、ArcGIS Experience Builder のカスタム ウィジェットを ArcGIS Maps SDK for JavaScript の Web コンポーネントを用いて構築または移行する必要があります。
ArcGIS Maps SDK for JavaScript のウィジェットを使用して構築された ArcGIS Experience Builder のカスタム ウィジェットは顧客が次の環境に更新したタイミングで動作しなくなります。
- Web コンポーネントを用いた ArcGIS Maps SDK for JavaScript を使用する ArcGIS Experience Builder のバージョン(2027 年第 1 四半期以降にリリース予定)にアップグレードした場合
- ArcGIS Experience Builder が Web コンポーネント版 ArcGIS Maps SDK for JavaScript を参照する ArcGIS Enterprise(2027 年前半以降にリリース予定)にカスタム ウィジェットを追加した場合
詳細については「About Release Versions」ページを参照してください。
開発者は継続的な機能維持のため、これらのカスタム ウィジェットを 2027 年第 1 四半期までに ArcGIS Maps SDK for JavaScript の Web コンポーネントへ移行する必要があります。具体的には次のとおりです。
- 新しいカスタム ウィジェットは、直ちに ArcGIS Maps SDK for JavaScript の Web コンポーネントを使って構築する
- ArcGIS Maps SDK for JavaScript のウィジェットを使用して構築された既存のカスタム ウィジェットを Web コンポーネントへリファクタリングする
注釈
- ArcGIS Experience Builder の標準ウィジェット(例:ベースマップ ギャラリー、スワイプ、マップ、マップ レイヤー、テーブル)は 2027 年第 1 四半期に ArcGIS Maps SDK for JavaScript の Web コンポーネントへリファクタリングされます。ArcGIS Experience Builder のフレームワークおよびウィジェットの移行には時間がかかる可能性があるため、技術的な障壁がないことから、開発者は今すぐに移行を開始すべきです。
- 標準ウィジェットは影響を受けません。
- ArcGIS Experience Builder バージョン 1.19 以降は、Web コンポーネントを完全にサポートする React 19 を使用しています。