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ArcGIS Pro: Windows 11 24H2 の環境でネットワーク ストレージにアクセスするとパフォーマンスが低下する

ナレッジ番号:6057 | 登録日:2025/12/17 | 更新日:2025/12/23

概要

ArcGIS Pro が Windows 11 バージョン 24H2 以降の環境で、ネットワーク ストレージ(特に SMB 経由の共有フォルダー)上の多数のファイルの読み込み・書き込み操作において、パフォーマンスの低下が確認されています。

問題が確認された一般的な操作には、ファイルの作成/削除、ファイル存在確認、属性クエリ、ディレクトリ列挙が含まれます。

原因

Windows 11 バージョン 24H2 以降では、BFS(Brokering File System)というファイル システムのミニフィルター ドライバーが導入されました。これにより、SMB 経由でのアクセス時に追加のメタデータチェックとブローカーリングのオーバーヘッドが発生し、SMB BFSを利用するネットワーク共有上でのメタデータ集約型ワークロード(例:ファイルジオデータベース操作、ディレクトリ列挙、ファイル存在確認)が大幅に遅延します。

対処方法

この問題はマイクロソフトに報告済みであり、米国Esri社では問題を認識し対応中です。ご利用環境でお困りの場合は、現状マイクロソフト社へ直接連絡し、最新の情報と可能な回避策をご確認ください。

また、必要に応じて Windows 11 24H2 以前のバージョンにロールバックすることが可能です。

関連情報

より詳細な情報は以下をご確認ください。
Microsoft: KB5075109: 一部の SMB ファイル アクセス操作は、限られたシナリオで時間がかかる場合があります
Esri : ArcGIS Pro performance is slow on Windows 11 24H2 and later versions when reading/writing to a network storage device

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