FAQ
ArcGIS Online または Field Maps Designer でオフラインを有効化する際に表示される警告の解消方法

ナレッジ番号:5807 | 登録日:2024/07/05 | 更新日:2024/07/10

概要

Field Maps Designer や Web マップの [設定] タブでオフラインを有効化する際に表示される警告を解消する方法をご案内します。

赤色の警告

赤色の警告が表示される場合は、警告を解消するまでオフラインを有効化できません。以下をご確認の上、解消してください。

  • レイヤーは、global ID フィールがないため、オフラインでは利用できません。
  • 同期が有効ではありません。

  • [同期の有効化] をクリックすると、上記 2 つの警告は解消されます。
    警告対象のレイヤーのアイテム詳細を開き、[設定] タブ → [Feature layer (ホスト)] → [編集] の [同期の有効化 (オフラインでの使用および共同作業のために必要)。] にチェックを入れ [保存] をクリックすることでも解消されます。
  • レイヤーは、サポートされていない文字を含む属性インデックスが含まれているため、オフラインでは利用できません。

  • 警告対象のレイヤーのアイテム詳細を開き、[設定] タブ → [Feature layer (ホスト)] → [インデックスの管理] → [フィールドインデックス] でロックがかかっていないインデックスを削除します。
    該当のエラーが発生するレイヤーのフィールドを Experience Builder の検索ウィジェットでレイヤー ソースとして使用している場合は属性インデックスを削除すると検索機能に影響が出る可能性属性があるので、インデックスの削除後、[インデックスの追加] で再度対象のフィールドのインデックスを追加します。
  • レイヤーは、SQL キーワードを用いたフィールド名が 1 つ以上含まれているため、オフラインでは利用できません。

  • フィールドに SQL キーワードが使用されていると考えられます。該当のフィールドを削除して、代わりのフィールドを作成します。 代わりのフィールドを作成後、必要に応じてフィールドをフォームに追加したり、ポップアップの設定を行います。
    SQL キーワードについてはこちらをご確認ください。
  • レイヤーは、複数のベクター タイル ソースが含まれているため、オフラインでは利用できません。

  • 地形図 (等高線) や OpenStreetMap Topographic など、複数のベクター タイル ソースが含まれているレイヤーを使用している場合、本警告が表示されます。別のレイヤーをご利用ください。
  • レイヤー タイプがサポートされていません。

  • 地理院タイルをマップに追加している場合、本警告が表示されます。地理院タイルはオフラインで使用することができませんので、ベースマップとして使用している場合は Esri のベースマップに変更してください。
  • アイテムが存在しないか、アクセスできません。

  • マップに追加されているレイヤーが削除されたか、アクセスできなくなっています。マップを開き、対象のレイヤーをマップから削除してください。
  • タイルのエクスポートが有効ではありません。

  • [タイルのエクスポートの有効化] をクリックしてエクスポートを有効化することで警告は解消されます。
    警告対象のレイヤーのアイテム詳細を開き、[設定] タブ → [Tile layer (ホスト)] → [オフラインモード] を有効化して [保存] をクリックすることでも解消されます。
    ArcGIS Pro からオフライン用にタイル レイヤーを公開する場合は、[Web レイヤーとして共有] ウィンドウの [構成] タブで [クライアントがキャッシュ タイルをエクスポートすることを許可] にチェックを入れますと、オフラインモードを有効化した状態で公開できます。

    ArcGIS Image Hosting(旧 ArcGIS Image for ArcGIS Online)で作成可能なタイル イメージ レイヤーはエクスポートを有効化する設定がありませんので、タイル パッケージにエクスポートしてご利用ください。

黄色の警告

黄色の警告は解消しなくてもオフラインを有効化することができます。警告を解消したい場合は以下をご確認の上、解消してください。

  • トゥルーカーブを含むフィーチャは、Field Maps では現在編集できません。
  • レイヤーでは、Field Maps で現在サポートされていないトゥルーカーブ クライアントの編集が必要です。

  • 警告対象のレイヤーのアイテム詳細を開き、[設定] タブ → [Feature layer (ホスト)] → [編集] → [トゥルーカーブ] で [トゥルー カーブの更新を許可] にチェックを入れ、[トゥルー カーブ クライアントによるトゥルー カーブの更新のみを許可] のチェックを外して [保存] をクリックします。

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