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ライセンス マネージャ Linux 版を自動的に起動したい(RHEL 6)

ナレッジ番号:5547 | 登録日:2023/07/27 | 更新日:2024/11/21

概要

Linux 版ライセンス  マネージャは、サーバが再起動されたときにライセンス マネージャのサービスが自動的に開始されません。サービスを自動起動させるための設定手順を以下に説明します。 

手順

  1. ターミナル(端末)を起動します。 
  2. 「<インストール ディレクトリ>/bin」フォルダにある「license.boot」ファイルを開きます。 

    $ cd /home/<ユーザ名>/arcgis/license10.x/bin  
    $ vi license.boot  

    ※インストール ディレクトリを「/home/<ユーザ名>」以外に指定している場合は読み替えます。 
  3. インストール ディレクトリ「LMHOME」およびユーザ名「LMUSER」の記述(54~55行目)を環境に合わせて変更します。 

    (変更前) 
    Image  

    (変更後) 
    Image  

    ファイルの内容を変更後、保存して閉じます。 
  4. root 権限に切り替え、「license.boot」を「arclicense.boot」というファイル名に変更して、「/etc/init.d」の下にコピーします。  

    $ su (パスワードを入力して root 権限に切り替える)  
    # cp license.boot /etc/init.d/arclicense.boot  
  5. ランレベルを確認して、それに応じた「rc*.d」ディレクトリにシンボリックリンクを作成します。 
    (例)Red Hat Enterprise Linux の場合 

    # runlevel  
    N 5  
    # cd /etc/rc5.d/  
    # ln -s ../init.d/arclicense.boot K555arclicense  
    # ln -s ../init.d/arclicense.boot S555arclicense  

以上で、ライセンス マネージャが自動起動するようになります。 

メタデータ

機能

種類

製品