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指定の場所に応じて [シェープファイルの新規作成]、または [フィーチャクラスの新規作成] ダイアログ ボックスを開く方法

ナレッジ番号：5524 | 登録日：2023/07/27 | 更新日：2024/11/21

【概要】
VBA プログラミングにより、指定の場所に応じて [シェープファイルの新規作成]、または [フィーチャクラスの新規作成] ダイアログ ボックスを開く方法について解説しています。このコードは ArcCatalog でのボタン クリックにより実行されます。

選択された場所がフォルダの場合、[シェープファイルの新規作成] ダイアログボックスを開き、選択された場所がジオデータベースまたはフィーチャ データセットの場合は [フィーチャクラスの新規作成] ダイアログボックスを開きます。


【手順】
  1. ArcCatalog を起動します。

  2. 新規 UIButtonControl を作成します。

  3. ※ UIButtonControl が「UIButtonControl1」という名前ですでに存在していて、
    　　その UIButtonControl の名前を変更しなければならない場合、コントロール ボタンを使用する前に
    　　コード内の UIButtonControl 名も適宜変更しておく必要があります。
    　　　　　　　　
  4. Visual Basic Editor を開きます。

  5. プロジェクト エクスプローラ ウィンドウで、「Normal(Normal.gxt)」を展開し、 ArcCatalog Objects > ThisDocument を選択します。右クリックし、[コードの表示] を選択します。
    　　　　　　　
  6. 次のコードをコード モジュールにコピー＆ペーストします。

    


' メモ:
' 選択されたアイテムに応じて、[シェープファイルの新規作成] または [フィーチャクラスの新規作成] ダイアログボックスを開きます。
' フォルダが選択された場合は、[シェープファイルの新規作成]、ジオデータベース（SDE、パーソナル）またはフィーチャ データセットの
' 場合は [フィーチャクラスの新規作成] ダイアログボックスを開きます。

Private Sub UIButtonControl1_Click()

    Dim pGxApp As IGxApplication
    Set pGxApp = Application

    Dim pSelObj As IGxObject
    Set pSelObj = pGxApp.SelectedObject
    Debug.Print pSelObj.Category

    Dim location As String
    location = pSelObj.FullName
    Debug.Print location

    Dim pCmdItem As ICommandItem

    If pSelObj.Category = "パーソナル ジオデータベース" _
    Or pSelObj.Category = "パーソナル ジオデータベース フィーチャ データセット" _
    Or pSelObj.Category = "空間データベース コネクション" _
    Or pSelObj.Category = "SDE フィーチャ データセット" Then
        Set pCmdItem = Application.Document.CommandBars.Find(ArcID.Gx_NewFeatureClassMenu)
        pCmdItem.Execute
    ElseIf pSelObj.Category = "フォルダ" _
    Or pSelObj.Category = "フォルダ接続" Then
        Set pCmdItem = Application.Document.CommandBars.Find(ArcID.Gx_NewShapefileMenu)
        pCmdItem.Execute
    Else
        Exit Sub
    End If

End Sub
　　　　　　　　
  7. Visual Basic Editor を閉じます。

  8. 新規ボタンをクリックし、コードを実行します。


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