FAQ
フィールド演算を使用して度、分、秒を十進経緯度に変換する方法

ナレッジ番号:5522 | 登録日:2023/07/27 | 更新日:2024/11/21

【概要】

フィールド演算を使用して、文字列型フィールドに格納されている度、分、秒を十進経緯度に変換して
数値型フィールドに格納する方法を示します。文字列型フィールドには以下のように格納しておきます。

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【手順】

  1. ArcMapにテーブルを追加します。

  2. TOCでテーブルを右クリックし、「属性テーブルを開く」を選択します。

  3. 「オプション」ボタンをクリックし、「フィールドの追加」を選択します。

  4. 「名前」フィールドに"緯度"と入力し、「種類」ドロップダウンからDoubleを選択します。

  5. 「全桁数」と「小数点以下桁数」は0のままにしておき、「OK」をクリックします。

  6. 緯度フィールドを右クリックし、「フィールド演算」を選択します。

  7. メッセージ・ボックスが表示されたら「はい」をクリックします。

  8. 「高度な設定」チェック・ボックスにチェックを入れます。

  9. 「Pre-Logic VBA Script Code」の部分に以下のコードをペーストします。

    Dim Degrees as Double
    Dim Minutes as Double
    Dim Seconds as Double
    Dim DMS as Variant
    Dim DD as Double
    
    DMS = Split([Latitude])
    Degrees = CDbl(DMS(0))
    Minutes = CDbl(DMS(1))
    Seconds = CDbl(DMS(2))
    DD = (Seconds/3600) + (Minutes/60)+ Degrees
    
  10. "DMS = ..."で始まる行に指定するフィールドは適当に書き換えます。

  11. 「緯度 = 」の部分に次のコードをペーストします。

    CDbl(DD)
    
  12. 「OK」をクリックします。

  13. 3~12までを経度についても行います。

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