概要

アプリ開発者は、開発するアプリケーションに ArcGIS Online のベースマップを使用することができます。Esri は、ArcGIS Maps SDK（旧：ArcGIS Runtime（※）） 開発者コミュニティが ArcGIS Online のベースマップを最大限に活用できるようにするための使用ポリシーを設計しました。これらのベースマップを使用するためのルールは、ベースマップの使用方法によって決まります。

（※）ArcGIS Runtime から、ArcGIS Maps SDK に名称が変更しました。

詳細

開発者は、エクスポート タイルの操作をサポートするサービスからのみ、ベースマップをエクスポートできます。
サービスを使って開発者が行えることを以下にまとめます。

開発者は、以下のことができます:

• ベースマップをタイル パッケージとしてエクスポートし、一つのタイル パッケージに限って ArcGIS Maps SDK アプリで使用する。

• ArcGIS Maps SDK アプリを使用して、オンデマンドでベースマップをエクスポートする。その場合、指定ユーザーでの認証、もしくはアプリのログインが必須です

• ArcGIS Maps SDK アプリにベースマップ タイル パッケージを埋め込む、またはバンドルする。

• ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise がホストする事前に作成されたベースマップ タイル パッケージ（pre-created basemap tile packages）を ArcGIS Maps SDK アプリを使用してダウンロードする。ただし、ArcGIS Online 組織サイト、または ArcGIS Enterprise の製品のライセンスを有している場合に限る。

開発者は、以下を行うことはできません:

• エクスポートされたコンテンツを、ArcGIS テクノロジ以外で使用することをユーザに許可する。

• エクスポートされたコンテンツをアンバンドルし、マップ サービスとして公開することをユーザに許可する。

• エクスポートされたコンテンツをアンバンドルしたり、ユーザーに再配布することを許可する。

• サービスを利用して、システム的に地図タイルを採取すること（「スクレイピングタイル」と呼ばれることが多い）。