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            2021 年版データを使用して作成したカスタム変数を用いて、集計などの解析を実行すると集計値が 0 になる (ArcGIS Business Analyst Pro)
          
          ナレッジ番号:3446 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2025/04/16
- 概要- ArcGIS Business Analyst Pro では、独自のデータをカスタム変数として登録し、集計に使用できます。 このカスタム変数の作成時に、データ ソースが 2021 年版データに設定されており、かつ按分方法が面積按分以外に設定されていると、[レイヤーへの情報付加] ツールなどの実行時に、集計値が 0 になる現象が発生します。 独自のデータを「統計データ コレクション」として登録することで、マッピングおよび解析で独自のデータを操作できます。- 原因- 2021年版データセットに関するレジストリの内、「DefaultHierarchy」のパスが誤っているため。 - 回避方法- 以下のいずれかの回避方法を実行いただくことで、本現象は解消します。 - <方法① データセットを最新版にバージョンアップする- データセットを最新版データに更新し、そのデータをデータ ソースに設定してカスタム変数を作成すれば、本現象は発生しません。 - データのセットアップの方法は、スタートアップ ガイド「データセット」をご参照ください。 - 方法② 2021 年版データのレジストリ パスを修正する- 引き続き 2021 年版データを利用する場合は、以下の手順でレジストリ パスを修正してください。 - 下記の手順は、オペレーティング システムを構成する重要な部分の変更を含んでいます。従いまして、実行する前にレジストリを含め、お使いのオペレーティング システムやファイルのバックアップをお勧めいたします。 もし必要であれば、システム管理者(有資格のコンピュータ システムについての専門家)にご相談ください。 ESRI ジャパン株式会社では、これらの方法を実行した結果、発生した不具合等につきましては保証することはできません。 責任は負いかねますのでご了承ください。 - ArcGIS Pro を起動している場合は、閉じます。
- Windows のレジストリ エディターを起動し、 以下のレジストリが存在するかどうか、確認します。
            “HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\ESRI\BusinessAnalyst\Datasets\JPN_EsriJapan_2020” キーの “DefaultHierarchy” 値 
- キーを展開し、“DefaultHierarchy” の値を以下の通りに修正します。- 変更前:[InstallDirectory]\ArcGIS\BusinessAnlayst\JPN_Esrijapan_2020\Data\Demographic Data\JP_hierarchy_esrijapan.xml
- 変更後:[InstallDirectory]\ArcGIS\BusinessAnlayst\JPN_Esrijapan_2020\Data\Demographic Data\JP_defaultHierarchy_esrijapan.xml
 
- [OK] をクリックし、値の編集を終了します。
 
 - ArcMap 版 Business Analyst Desktop 
 上記手順に加えて以下の操作も併せて行ってください。
 “HKEY_CURRENT_USER\Software\ESRI\BusinessAnalyst\Datasets\JPN_Esrijapan_2020” キーを展開し、“DefaultHierarchy” を削除します。
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