FAQ
ArcGIS API for Python : ユーザーのアイテムをタイプ別に確認する

ナレッジ番号:3439 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

ArcGIS API for Python を使用して、ArcGIS Online の所属組織ユーザーのアイテム一覧をアイテムタイプ別に確認する方法をご紹介いたします。

方法

ArcGIS API for Python の gis オブジェクトの content プロパティを使用し、ContentManager クラスのインスタンスを生成した後、search() メソッドを使用して、特定のユーザーのアイテムを検索します。検索結果として得られた Item クラスのオブジェクト群に対して、アイテムタイプを確認し、アイテムタイプ別にデータが整理された辞書型のデータを作成します。作成したデータの中身を表示することで、アイテムタイプ別にユーザーのアイテムを一覧で確認することができます。

Python サンプル コード

  1. ユーザー名を入力し、入力したユーザー名のアイテム情報をアイテムタイプごとに表示
    # ユーザー名を入力し、入力したユーザーのアイテムをすべて取得
    # search メソッドの引数使用例(query='*'+'AND owner'+username : 検索文字指定なしかつユーザーを指定
    #                              max_items=500 : 500件まで検索結果を表示
    username = input('ユーザー名を入力してください。')
    user_items = gis.content.search(query='*'+'AND owner:'+username, max_items=500)
    
    # dict型のデータを用意
    user_contents={}
    
    # タイプごとにアイテム情報をdict型に格納
    for item in user_items:
        # 初めて出現したアイテムタイプがあれば、そのアイテムタイプに該当する
        # ものをすべてリスト(配列)に格納
        if item.type not in user_contents:
            item_type_contents = []
            for i in user_items:
                if i.type == item.type:
                    item_type_contents.append(i)
            user_contents[item.type]=item_type_contents
    
    # タイプごとにアイテム情報を表示
    for item_type in user_contents:
        print(item_type)
        print('----------------------------------------------------')
        for item in user_contents[item_type]:
            print(item.title)
        print('')
    

実行結果

Image

注意事項

掲載しているコードはあくまでもサンプル (見本) として提供しているものであり、実行時に発生したエラーの対処方法につきましては、サポート対象外とさせていただきます。また、操作方法やソースコードに関するご質問は別途有償の開発者サポート契約にてご対応させていただきます。なお、コードを実行して生じたいかなる損害についても弊社では責任を負いかねます。

関連する質問

メタデータ

種類

製品