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ArcGIS API for Python : アイテムの使用頻度を確認する

ナレッジ番号:3437 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/08/23

概要

ArcGIS API for Python を使用して、ArcGIS Online 上の特定のアイテムの使用頻度を確認する方法をご紹介いたします。
※ ArcGIS Online の組織におけるアイテム所有者、管理者相当のロールで実行できます。

方法

ArcGIS API for Python の gis オブジェクトの content プロパティを使用し、ContentManager クラスのインスタンスを生成した後、search() メソッドを使用して、アクセス頻度を確認したいアイテムを検索します。検索結果として得られた Item クラスのオブジェクトに対して usage() メソッドを使用することで、アイテムの使用頻度を確認することができます。

Python サンプル コード

  1. 使用頻度を確認したいアイテムを検索
    # 確認したいアイテムを検索
    item = gis.content.get('アイテムのID')
    
    # 検索結果を確認
    item
    
  2. アイテムの使用頻度を確認

    検索期間は、'24H'(24時間),'7D'(7日間),'14D'(14日間),'30D'(30日間),'60D'(60日間),'6M'(6カ月間),'1Y'(1年間)で検索が可能です。

    # 使用頻度を確認
    # usage メソッド使用例 ('7D' : 7日間検索, as_df=True : DataFrameで表示)
    item.usage('7D',as_df=True)
    

実行結果

結果として表示される数値の詳細は以下の通りです。

・マップ、シーン、レイヤー、Webアプリ    :アイテム詳細ページもしくはアイテムが開かれた回数
・モバイルアプリ、KML            :アイテムが開かれた回数
・ホスト レイヤー(フィーチャ、タイル、シーン) :アイテムへのリクエスト数
・ダウンロード可能なファイル(CSV,SHPなど)  :ダウンロード数


※結果の数値に関する詳細は、ArcGIS API for Python リファレンスページに記載がございます。

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注意事項

掲載しているコードはあくまでもサンプル (見本) として提供しているものであり、実行時に発生したエラーの対処方法につきましては、サポート対象外とさせていただきます。また、操作方法やソースコードに関するご質問は別途有償の開発者サポート契約にてご対応させていただきます。なお、コードを実行して生じたいかなる損害についても弊社では責任を負いかねます。

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