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ArcGIS API for Python : ユーザーにクレジットを割り当てる

ナレッジ番号:3430 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/08/23

概要

ArcGIS API for Python を使用して、ArcGIS Online の特定ユーザに対してクレジットを割り当てる方法をご紹介いたします。
※ ArcGIS Online の組織における管理者相当のロールにて実行可能です。

方法

ArcGIS API for Python の gis オブジェクトの users プロパティを使用し、UserManager クラスのインスタンスを生成した後、get() メソッドを使用してクレジットを割り当てたいユーザーの User オブジェクトを取得します。取得した User オブジェクトに対して、gis オブジェクトの admin プロパティを使用して CreditManager クラスのインスタンス生成し、credits プロパティと allocate() メソッド を利用することで、指定した数のクレジットをユーザーに割り当てることができます。

Python サンプル コード

  1. クレジットを割り当てる対象のユーザーの現在のクレジット数を確認
    # 確認したいユーザーを検索
    user = gis.users.get('01esrij')
    
    # 対象ユーザーのユーザー名、割り当てクレジット数、利用可能クレジット数を表示します
    print('ユーザー名 : ' + user.username)
    print('割り当てクレジット数 : ' + str(user.assignedCredits))
    print('利用可能クレジット数 : ' + str(user.availableCredits))
    
  2. 対象ユーザーにクレジットの割り当て
    # 対象ユーザーのクレジットを割り当てる
    # allocateメソッド使用例 : (username=user.username : 前のプロセスで検索したユーザ―名指定
    #                           credits=200 : クレジットを200割り当てる)
    gis.admin.credits.allocate(username=user.username, credits=200)
    
  3. 割り当て後のクレジット数を確認 ※クレジット変更後の情報確認は、対象ユーザーを再検索して情報の再取得が必要
    # クレジット割り当て設定をしたいユーザーを再検索
    user = gis.users.get('test_user_ejoosaka')
    
    # 対象ユーザーのユーザー名、割り当てクレジット数を確認
    print('ユーザー名 : ' + user.username)
    print('割り当てクレジット数 : ' + str(user.assignedCredits))
    

実行結果

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活用例

組織内のユーザー情報をリスト(配列)として事前に指定しておくことで、繰り返し処理を用いてクレジット割り当てを一括で処理することができます。

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注意事項

掲載しているコードはあくまでもサンプル (見本) として提供しているものであり、実行時に発生したエラーの対処方法につきましては、サポート対象外とさせていただきます。また、操作方法やソースコードに関するご質問は別途有償の開発者サポート契約にてご対応させていただきます。なお、コードを実行して生じたいかなる損害についても弊社では責任を負いかねます。

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