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ArcGIS API for Python : ユーザーのパスワードを変更する

ナレッジ番号:3429 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/08/23

概要

ArcGIS API for Python を使用して、ArcGIS Online の所属組織ユーザーのパスワードを変更する方法をご紹介いたします。
※ ArcGIS Online の組織における管理者相当のロールにて実行可能です。

方法

ArcGIS API for Python の gis オブジェクトの users プロパティを使用し、UserManager クラスのインスタンスを生成した後、get() メソッドを使用して所属組織のユーザー情報を User クラスのオブジェクトとして取得します。取得した結果に対して reset() メソッドを使用して、ユーザーのパスワードを変更します。

Python サンプル コード

  1. パスワードを変更したいユーザーを検索
    # 確認したいユーザーを検索
    username = input('ユーザー名を入力してください。')
    user = gis.users.get(username)
    
    # 対象ユーザーを確認
    user
    
  2. ユーザーのパスワードの変更
    # 対象ユーザーのパスワードを変更する
    from getpass import getpass
    pw = getpass('現在のパスワードを入力してください。')
    new_pw = getpass('新しいパスワードを入力してください。')
    new_pw2 = getpass('再度新しいパスワードを入力してください。')
    
    # パスワードチェックとパスワード変更
    if(new_pw == new_pw2):
        try:
            # パスワード変更
            # reset メソッドの引数使用例 (password = password : 現在のパスワードを指定、
            #  new_password = new_password : 変更後のパスワードを指定、
            #  reset_by_email = False : メールによるパスワード変更なし)
            user.reset(password = pw,new_password = new_pw,reset_by_email = False)
            print(user.username + 'のパスワードを変更しました。')
        except:
            print('エラー:入力が誤っています。')
    else:
        print('エラー:入力が誤っています。')
    

実行結果

Image

活用例

組織内のユーザー情報をリスト(配列)として事前に指定しておくことで、繰り返し処理を用いてパスワード変更を一括で処理することができます。

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注意事項

掲載しているコードはあくまでもサンプル (見本) として提供しているものであり、実行時に発生したエラーの対処方法につきましては、サポート対象外とさせていただきます。また、操作方法やソースコードに関するご質問は別途有償の開発者サポート契約にてご対応させていただきます。なお、コードを実行して生じたいかなる損害についても弊社では責任を負いかねます。

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