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ArcGIS Web AppBuilder: 匿名ユーザーが [ルート案内] ウィジェットを含むアプリを利用するための設定方法

ナレッジ番号:3396 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/12/12

概要

ArcGIS Web AppBuilder の [ルート案内] ウィジェットは、ArcGIS Online 上ではクレジットを消費するサービス (World Route service) を利用します。このため、このようなサービスを利用するウィジェットを含む Web アプリの公開範囲を [パブリック] にしても、アプリにアクセスすると ArcGIS Online のサイン イン画面が表示されます。 ここでは、匿名ユーザーが [ルート案内] ウィジェットを含むアプリを利用するための必要な設定方法を説明します。

操作手順

  1. ArcGIS Online にコンテンツの作成権限のあるユーザーでサイン インします。
  2. [コンテンツ] ページ → [新しいアイテム] → [URL] をクリックします。
  3. 以下の画面のように設定します。
    • [URL] : [ルート案内] ウィジェットで利用する、World route service のURLを入力します。 https://route.arcgis.com/arcgis/rest/services/World/Route/NAServer/Route_World
    • [タイプ] : [ArcGIS Server Web サービス] を選択します。
    • [サービスのアイテムと一緒に認証情報を保存します。認証のプロンプトは表示されません。] を選択します。
  4. サービスへのアクセス権を持つ組織アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。
  5. [共有] をクリックします。
  6. [共有レベルの設定] で [すべての人に公開(パブリック)] を選択し、[保存] をクリックします。
  7. アイテム詳細ページの右下に表示されているアイテムの URL をコピーします。?
  8. Web AppBuilder の構成画面で、[ルート案内] ウィジェットの設定画面を開きます。
  9. [ルート検索の設定] タブ → [ルート URL] に、ステップ 6 でコピーした URL を貼り付けます。チェック マークがついたら、OK をクリックします。
  10. Web AppBuilder の構成画面で、[保存] をクリックします。

匿名ユーザーからの多数のアクセスによるクレジットの消費の防止や、参照可能なアプリを制限したい場合

手順 3 で追加したサービスに使用制限を設定することができます。

  1. 上記の手順 3 で追加したサービスのアイテム詳細ページの [設定] タブ → [使用制限] をクリックします。
  2. [評価制限の有効化] をオンにして許可するリクエスト数を入力、参照可能なアプリの URL や IP アドレスを入力、設定します。
    このサービスを使用するアプリが複数ある場合は、アプリのルート ディレクトリのURLを指定します。アプリのルートディレクトリは、 https://<組織で設定したドメイン名>.arcgis.com/appsです。
  3. [OK] をクリックして設定を保存します。

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