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マップの表示縮尺を変更すると、モザイクデータセットが非表示になる

ナレッジ番号：3369 | 登録日：2023/05/29 | 更新日：2024/11/21

マップを縮小するとモザイクデータセットが非表示になり、拡大すると表示される場合があります。意図した縮尺で表示されない場合は以下をお試しください。

すでに統計情報などが計算されている場合であっても、再度モザイクデータセットに対してピラミッドの構築と統計情報を計算しなおすことで改善される場合があります。

オーバービューは、マップを大縮尺で表示する場合に粗い解像度で表示し、パフォーマンスを維持するために使用されます。すでにオーバービューが作成済みの場合でも、構築しなおすことで改善される場合があります。

既存のオーバービューの統計情報を再計算したい場合、オーバービューはモザイクデータセットが格納されているジオデータベースと同じ階層に保存されており、＜ジオデータベース名.Overviews＞フォルダー → ＜モザイクデータセット名.Overviews＞フォルダー内にあります。

[ジオプロセシング] ウィンドウ → [ツールボックス] → [データ管理ツール] → [ラスター] → [統計情報の計算のバッチ処理] で一括で＜モザイクデータセット名.Overviews＞フォルダー内のすべてのラスターに対して、統計情報の再計算を行うことができます。

モザイクデータセット内のフットプリントの属性情報を確認し、[MinPS] フィールドと [MaxPS] フィールドに値が格納されていない場合は、画像が表示されません。

[カタログ] ウィンドウでモザイクデータセットを右クリック → [変更] → [セルサイズの範囲を計算...] から、画像を表示する最小と最大のセルサイズを計算してください。

表示縮尺によっては、画像が表示される個所と、表示されない箇所がある場合は、[カタログ] ウィンドウでモザイクデータセットを右クリック → [プロパティ] → [モザイクごとのラスターの最大数]に大きな値を入力してください。

パフォーマンスを維持するため、デフォルトでは「20」に設定されおります。

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