FAQ
ローカル サーバーで利用するジオプロセシング パッケージの作成方法

ナレッジ番号:3357 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/06/25

概要

ArcGIS Maps SDK for .NET で使用できるローカル サーバーの機能では、ArcGIS Pro でジオプロセシング パッケージを作成して利用します。ArcGIS Maps SDK for .NETでは、ArcGIS Pro の一部のジオプロセシング ツールがご利用いただけます。

ジオプロセシング パッケージ作成時の留意点

ArcGIS Pro の表示言語を "English (United States)" にして、ジオプロセシング パッケージを作成します。詳細は、日本語環境の ArcGIS Pro で作成したジオプロセシング パッケージから、ジオプロセシング サービスの作成が正常にできないをご覧ください。 

作成方法

ArcGIS Pro から バッファー (Buffer)  ツールのジオプロセシング パッケージ(*.gpkx)を作成する例として解説します。

手順として、2 つのジオプロセシング ツールを実行します。

  1. バッファー (Buffer) ツールの実行
  2. 結果のパッケージ化 (Package Result) ツールの実行

1. バッファー (Buffer) ツールを実行する

Buffer ツールを実行するために必要なパラメーターを入力します。[Input Features] に指定するデータは、フォルダ ボタンからエクスプローラーを表示して、データを選択します。

(ローカル サーバーで公開されるジオプロセシング サービスのパラメーターのデータ タイプが、エクスプローラーから選択した場合は Feature Layer、ドロップダウン リストから選択した場合は String タイプになります。)

その他のパラメーターを入力し、ツールの「実行」ボタンを選択します。

2.結果のパッケージ化 (Package Result) ツールを実行する

結果のパッケージ化 (Package Result) ツールは、実行したジオプロセシング ツールの結果から下記のように入力してジオプロセシング パッケージ(*.gpkx)を作成します。

  • [Result] パラメーターでドロップダウンから、実行した Buffer ツールの結果を選択します。
  • ArcGIS Maps SDK for .NET で利用するため、「Support ArcGIS Maps SDKs」にチェックを入れます。
  • その他、必須項目を設定します。
入力が完了したらツールの「Run」ボタンを選択します。

SDK で使用する

ArcGIS Maps SDK for .NET では、LocalGeoprocessingService クラスに作成したジオプロセシング パッケージのファイルパスを指定してご利用ください。

メタデータ

種類

製品