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Drone2Map で DSM(数値表層モデル)ポイント クラウドを生成する際の地表分類を調整したい

ナレッジ番号:3316 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2025/11/20

概要

Drone2Map では、DSM(数値表層モデル)ポイント クラウドを生成する際に、地表分類を行うことが可能です。また DSM ポイント クラウドの分類結果は、DTM(数値地形モデル)の生成結果に影響します。地表分類の結果が思わしくない場合、処理オプションの [地表分類] を使用してより適切な結果を得ることができます。

地表分類の設定 

[地表分類] オプションには、以下の 3 つの方法があります。

方法 概要
デフォルト 穏やかな起伏の出力に有効
アグレッシブ 急な起伏(稜線や丘)を含む地表の検出に有効
保全 低地植生(芝生や植込み)の区別に有効


地表分類結果の確認 

DSM ポイント クラウドがどのように地表分類されたのかは、[LAS データセット レイヤー] タブの [ポイント フィルター] グループにある [定義済み] ボタンから確認できます。
[定義済み] ボタンのドロップダウン メニューからフィルターを選択することで、任意の分類結果に基づいたポイント データを表示できます。




DSM ポイント クラウドの確認

 

異なる地表分類方法によって生成された DSM ポイント クラウドを確認します。
[アグレッシブ] に設定すると建物の近くのコンテナや車の一部も地表として分類されています。このような建物を含む画像の場合は、[デフォルト] や [保全] が適切に処理できています。

その他にも低ノイズや高ノイズの高さの値を指定して細かく分類を設定することも可能です。

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