FAQ
ArcGIS Pro: ArcGIS Online にタイル マップ サービス(タイル レイヤー)を公開する方法
ナレッジ番号:3273 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ArcGIS Pro にて作成したマップを、ArcGIS Online にタイル レイヤーとして公開する方法をご紹介します。
選択する方法により ArcGIS Online のクレジット消費が異なることにご注意ください。サービス クレジットについての詳細はこちらをご覧ください。
- ArcGIS Pro にて作成したタイル パッケージをアップロードしてタイル レイヤーを公開する方法
- ArcGIS Online のサーバー上の処理でタイルを生成する方法 ※ タイル生成のためのクレジット消費があります
ArcGIS Pro にて作成したタイル パッケージをアップロードしてタイル レイヤーを公開する方法
この方法によるサービス クレジット消費:- タイル レイヤーのデータ保存 -- データ 1 GB につき 1 ヶ月に 1.2 クレジット消費します。
- タイル レイヤーのソースとなるタイル パッケージのデータ保存 -- データ 1 GB につき 1 ヶ月に 1.2 クレジット消費します。
[マップ タイル パッケージの作成 (Create Map Tile Package)] ジオプロセシング ツールにてタイル パッケージを作成したものを、ArcGIS Online にてタイル レイヤーとして公開する方法です。
「タイル パッケージからの公開」に詳細な手順を記載しておりますのでご覧ください。
ArcGIS Online のサーバー上の処理でタイルを生成する方法
この方法によるサービス クレジット消費:- タイル生成 -- 10,000 タイル生成につき 1 クレジット消費します。詳細はこちらをご覧ください。
- タイル レイヤーのデータ保存 -- データ 1 GB につき 1 ヶ月に 1.2 クレジット消費します。
- タイル レイヤーのソースとなるサービス定義ファイルのデータ保存 -- データ 1 GB につき 1 ヶ月に 1.2 クレジット消費します。
手順
- ArcGIS Pro にて、タイル レイヤーとして公開したいマップを開き、公開したい範囲がすべて表示されるようにマップの表示範囲を調整 (縮小) します。
- ArcGIS Online にサイン インしていなければ、画面右上の [サイン インしていません] をクリックしてサイン インします。
- [共有] タブにある [Web レイヤー] → [Web レイヤーの公開] を選択します。
- [Web レイヤーとして共有] 画面が表示されたら、公開するタイル レイヤーについての設定をします。
- [一般] タブで [名前] としてタイル レイヤーの名前を入力します。半角英数文字とアンダースコアのみの名前を付けてください。
- [一般] タブで [タイル] を選択します。
- [構成] タブで [サーバー上に手動でキャッシュ] を選択します。
※ [サーバー上に手動でキャッシュ] ではこの後の手順でクレジット消費量の確認をしながら作業を進めることができるため、お奨めします。[サーバー上に自動的にキャッシュ] を選ぶとクレジット消費についての確認メッセージが出ず、タイル生成のためのクレジット消費の予測をご自身で行う必要があります。
- [Web レイヤーの共有] ウィンドウの他の項目も適宜指定します。
- [分析] ボタンを押して分析結果を確認してから、[公開] ボタンをクリックします。
- 公開処理が終了したら、Web ブラウザーで ArcGIS Online に公開された タイル レイヤーのアイテム詳細ページを開きます。
- タイル レイヤーのアイテム詳細ページの [設定] タブにある [Tile Layer (ホスト)] 欄にて、タイル作成を行っていきます。
[現在のタイルの詳細を表示] をクリックすると、縮尺レベルごとのタイルの作成状況が表示されます。
- [タイルの構築] ボタンを押してタイルの構築画面を開き、縮尺レベルごとのチェックボックスにチェックを入れて [タイルの作成] ボタンをクリックします。
※ 全部の縮尺レベルのタイルを一度に作成するのではなく、上から順に何回かに分けてタイルを作成することをお奨めします。
- クレジット消費量についての確認メッセージが出るので、内容を確認してからタイル作成処理を実行します。
- タイル作成処理がサーバー側で行われます。作成するタイル数が多いときはタイル作成完了までに時間がかかり、このとき Web ブラウザーを閉じても処理に影響はありません。タイルの作成状況は手順 7 の [現在のタイルの詳細を表示] の画面を開くと確認できます。
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