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ArcPy: WKT 文字列からジオメトリを作成する

ナレッジ番号:3163 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

WKT (Well Known Text) とは、フィーチャのジオメトリをテキスト形式で表現する時の書式です。ArcPy の fromWKT を使用すると、WKT 文字列からジオメトリを作成することができます。ここではそのサンプルコードを紹介いたします。

サンプル コード

import arcpy

# 入力テーブル
inTable = r"C:\Temp\textWKT.txt"
# 出力フィーチャクラス
outFC = r"C:\Temp\a.gdb\frmWKT2"
# WKT 文字列を格納したテキストフィールドを指定
fieldWKT = 'WKT'

# 空間参照 (SpatialRefence) を設定
sr = arcpy.SpatialReference(4326,115700)
# もし inTable がフィーチャクラスの場合は、そのフィーチャクラスの SpatialReference を取得
# desc = arcpy.Describe(inTable)
# sr = desc.spatialReference

# リストを初期化
featureList = []

# 1 行ずつ反復
with arcpy.da.SearchCursor(inTable, fieldWKT) as cursor:
    for row in cursor:
        # WKT からジオメトリを取得
        temp = arcpy.FromWKT(row[0], sr)
        # リストにカレント ジオメトリを追加
        featureList.append(temp)

# リストに登録されたフィーチャをコピー
arcpy.CopyFeatures_management(featureList, outFC)

# クリーンアップ
del row, temp, inTable, outFC, fieldWKT, featureList, cursor

参考情報

ArcGIS ヘルプ ― FromWKT

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