FAQ
【ArcGIS データコレクション】ジオデータベースから特定の範囲のフィーチャを抽出したい (データの抽出)
ナレッジ番号:3156 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
1つのジオデータベースに格納されているフィーチャクラスについて、必要な範囲のみ抽出することができます。その場合 [データの抽出] 機能を使います。
この機能を使用すると、ジオデータベースを新規に作成し、その中に抽出処理が行われたフィーチャクラスを出力します。また、レイヤーの参照先を変更したマップ ドキュメントを作成することができるため、スタイルの継承を容易に行えます。操作手順
ここでは、スターターパックの「公共地図」を対象にグラフィックスの範囲で抽出を行い、レイヤーの参照先を変更したマップ ドキュメントを作成する手順を説明します。
- 処理対象のレイヤーをマップに追加しておきます。それらのレイヤーが同一のジオデータベースに格納していることを確認してください。
- [カスタマイズ] メニュー → [ツールバー] → [分散ジオデータベース] をクリックし、[分散ジオデータベース] ツールバーを表示します。
- 抽出対象範囲を設定します。今回はグラフィックスを用意し、それを選択状態にしておきます。
- [データの抽出] ボタンをクリックします。[データの抽出] ウィザードが起動します。
- マップ上に、別のジオデータベースに格納されたレイヤーが追加されている場合は、下図のダイアログが表示されます。その場合は処理対象のジオデータベースを選択して[次へ] をクリックしてください。
- 表示される下図のダイアログで以下のように設定し、[次へ] をクリックします。
- [抽出するデータ]:データ
- [抽出先のジオデータベース]:抽出したフィーチャクラスを格納するためのジオデータベース。
- [ [次へ] ボタンをクリック後、データ抽出の詳細設定オプションを表示] にチェック
- 今回は [現在選択されているグラフィックスの境界] を選択し [次へ] をクリックします。
- 今回は [レイヤーおよびテーブルの参照先を抽出データに変更したマップ ドキュメントのコピーを作成] を選択し、マップ ドキュメントの保存先を指定します。マップ ドキュメントとデータ ソースのパスの関係を考慮して保存場所をご指定ください。
- [完了] ボタンをクリックします。処理が終わると、保存したマップ ドキュメントが自動的に開きます。
補足情報
- 指定した抽出範囲と交差するフィーチャが抽出され、フィーチャの形状変更は行われません。もし抽出範囲で切り取りを行いたい場合は、関連情報に含まれるFAQの手順を参考に [クリップ] ツールの連続実行を行ってください。
- 処理対象のレイヤーをマップに追加しておきます。それらのレイヤーが同一のジオデータベースに格納していることを確認してください。
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン