FAQ
[DM → ジオデータベース (DM to Geodatabase)] ツールの結果ウィンドウに緑字でメッセージが表示される
ナレッジ番号:3137 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ArcGIS Desktop 10.5(国内対応パック 変換ツール パッチ適用)以降のバージョンの [DM → ジオデータベース] ツールで DM データを変換する際に、「[修正回数] が不適切です:」などと緑字のエラー(Warning)が表示されることがあります。
原因
DM データにおいて、修正回数と図郭レコードが一致していない可能性があります。
回避策
修正回数と図郭レコードを一致させることで回避できる可能性があります。
- DM データをメモ帳などのテキストで表示します。
-
公共測量標準図式で以下の規定を理解します。
- 146 ページ 図郭レコード(a) : 66~67 桁目の修正回数
- 147~148 ページ 図郭レコード(d)(e)(f) が繰り返される数
※図郭レコード(d)(e)(f)は修正が行われる度に追加されます。図郭レコード8(f)のデータ数が 4 以上の場合は複数レコードが連続します。
※図郭レコード(a)の修正回数と図郭レコード(d)(e)(f)のレコード数は一致する必要があります。
- DM データの図郭レコード(a)と図郭レコード(d)(e)(f)を確認し、数が一致していることを確認します。異なる場合は、「修正回数」を修正します。
※図郭レコード(d)(e)(f)の 1 つ目は新規作成時に、2 つ目以降が修正時に追加された記述です。
例
- 図郭レコード(d)(e)(f) が 1 つの場合は、「修正回数」は 0 となります。
- 図郭レコード(d)(e)(f) が 2 つの場合は、「修正回数」は 1 となります。
- 図郭レコード(d)(e)(f) が 3 つの場合は、「修正回数」は 2 となります。
※以下のイメージ図は一例です。
メタデータ
種類
製品
バージョン