FAQ
ツールをバッチ実行する際、パラメーターの入力を効率よく行いたい

ナレッジ番号:3117 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21

概要

ArcToolbox のツールやモデルをバッチ実行する際、バッチ グリッドのセルに各パラメーターを入力する必要があります。
その入力を効率よく行う方法について説明します。

手順

入力フィーチャクラス、入力レイヤーを一括設定する

[コンテンツ] ウィンドウまたは [カタログ] ウィンドウから対象のデータを複数選択して、入力対象の列にドラッグします。自動的にデータ数分レコードが追加され、データの名称が表示されます。

ただし、入力フィーチャクラスを複数設定できるツール (例:マージ、インターセクト) のバッチ処理を行う場合は、1 つのセルにすべてのレイヤーの名称が格納されます。
その場合は、いったん [出力フィーチャクラス] など別のパラメーターにドラッグすることで、入力対象の列を増やすことができます。

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1つのパラメーターに同一の値を入力する

先頭のレコードに値を入力しておき、右クリック → [他レコードへの適用] をクリックします。同一列のすべてのセルに同じ値が入力されます。
※ 先頭のレコードと、コピー先のレコードを選択してから実行すると、選択したレコードのみ値が入力されます。
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Excel で入力した値を貼り付ける

連番など、Excel の入力機能を用いてより効率よく行いたい場合は以下の方法をお試しください。

  1. バッチ グリッドのすべてのレコードを選択し、右クリック → [コピー] をクリックします。
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  2. Excel を起動し、値を貼り付けます。セルの相対関係を保ったまま、パラメーターを貼り付けることができます。 
  3. Excel でパラメーターを入力します。
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  4.   貼り付け対象のすべてのセルを選択し右クリック → [コピー] をクリックします。
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  5. バッチ グリッドのすべてのレコードを選択し、右クリック → [貼り付け] をクリックします。Excel で入力した値で上書きすることができます。
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補足情報

バッチ処理に関する詳細は下記のヘルプ ページをご参考ください。
バッチ処理の概要

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