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ArcGIS Pro: 住所テーブルからポイントを作成 (ジオコーディング) したい

ナレッジ番号:3093 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2023/09/01

概要

ArcGIS Pro でジオコーディング (住所テーブルからポイントを作成) する方法をご紹介いたします。

ジオコーディングを行うには、ロケーター (住所と座標値の対応を登録したデータベース) が必要です。以下のいずれかのロケーターをご入手ください。

手順

使用するロケーターの設定

ご利用になるロケーターを ArcGIS Pro で使用するため、事前に設定しておきます。 [World Geocode Service] をご利用になる場合は、この手順を省略してください。
※ 必ずしも設定する必要がありませんが、頻繁にジオコーディングや住所検索 (場所検索) を行う作業が予定されている場合は、あらかじめこちらの設定をしておくことをお勧めします。
※ 追加したロケーターの情報は 現在開いているプロジェクトに保存されます。

  1. ArcGIS Pro を起動し、[カタログ] ウィンドウを表示します。
  2. [ロケーター] を右クリックし、[ロケーターの追加] をクリックします。
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  3. [既存のロケーターを選択] ダイアログで、読み込みたいロケーター ファイル (*.loc) を選択し、[開く] ボタンでダイアログを閉じます。[カタログ] ウィンドウのロケーターリストに指定したロケーターが追加されます。
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ジオコーディング

  1. [マップ] タブ → [レイヤー] グループ → [データの追加] の▼を右クリックし、[住所レイヤー] をクリックします。[ジオプロセシング] ウィンドウが表示され、[住所のジオコーディング] ツールの設定が表示されます。
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  2. 以下のように設定します。
    [入力テーブル] : 住所列を格納したテーブル。
    [入力住所ロケーター] : 使用するロケーター。[World Geocode Service] をお使いになる場合は、「ArcGIS World Geocoding Service」 をリストより選択します。
    [入力住所フィールド] : 住所文字列を格納したフィールド名。1つのフィールドに格納されている場合は、[単一フィールド] を選択し、[Single Input] でフィールド名を指定します。
    [出力フィーチャクラス] : 出力されるポイントデータの格納先と名称
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  3. [実行] ボタンで処理を開始します。

補足情報

ロケーターのご利用方法については、それぞれのロケーターに同梱されている ArcGIS Pro用 スタートガイド でもご確認いただけます。

メタデータ

種類

製品

バージョン