FAQ
ArcGIS Pro: 住所テーブルからポイントを作成 (ジオコーディング) したい
ナレッジ番号:3093 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ArcGIS Pro でジオコーディング (住所テーブルからポイントを作成) する方法をご紹介いたします。
ジオコーディングを行うには、ロケーター (住所と座標値の対応を登録したデータベース) が必要です。以下のいずれかのロケーターをご入手ください。- スターターパックの「街区レベル情報」
- ArcGIS Geo Suite 住居レベル住所
- ArcGIS Online (ArcGIS for Desktop ユーザー向け) にお申込みいただくとご利用いただける 「World Geocode Service」
※ こちらの方法でジオコーディングを行うと、 サービス クレジットを消費します。
手順
使用するロケーターの設定
ご利用になるロケーターを ArcGIS Pro で使用するため、事前に設定しておきます。 [World Geocode Service] をご利用になる場合は、この手順を省略してください。
※ 必ずしも設定する必要がありませんが、頻繁にジオコーディングや住所検索 (場所検索) を行う作業が予定されている場合は、あらかじめこちらの設定をしておくことをお勧めします。
※ 追加したロケーターの情報は 現在開いているプロジェクトに保存されます。- ArcGIS Pro を起動し、[カタログ] ウィンドウを表示します。
- [ロケーター] を右クリックし、[ロケーターの追加] をクリックします。
- [既存のロケーターを選択] ダイアログで、読み込みたいロケーター ファイル (*.loc) を選択し、[開く] ボタンでダイアログを閉じます。[カタログ] ウィンドウのロケーターリストに指定したロケーターが追加されます。
ジオコーディング
- [マップ] タブ → [レイヤー] グループ → [データの追加] の▼を右クリックし、[住所レイヤー] をクリックします。[ジオプロセシング] ウィンドウが表示され、[住所のジオコーディング] ツールの設定が表示されます。
- 以下のように設定します。
[入力テーブル] : 住所列を格納したテーブル。
[入力住所ロケーター] : 使用するロケーター。[World Geocode Service] をお使いになる場合は、「ArcGIS World Geocoding Service」 をリストより選択します。
[入力住所フィールド] : 住所文字列を格納したフィールド名。1つのフィールドに格納されている場合は、[単一フィールド] を選択し、[Single Input] でフィールド名を指定します。
[出力フィーチャクラス] : 出力されるポイントデータの格納先と名称
- [実行] ボタンで処理を開始します。
補足情報
ロケーターのご利用方法については、それぞれのロケーターに同梱されている ArcGIS Pro用 スタートガイド でもご確認いただけます。
メタデータ
機能
種類
製品
バージョン