FAQ
ModelBuilder: 反復処理で出力したフィーチャクラスを最終的にマージしたい
ナレッジ番号:3057 | 登録日:2023/05/29 | 更新日:2024/11/21
概要
ModelBuilderの反復ツールを使い連続的に出力したフィーチャクラスを最終的にマージしたい場合、[値の収集] ツールを使います。
手順
- ArcMapを起動します。
- [標準] ツールバーの [Model Builder] ボタン、または新規にツールボックスを作成し、作成したツールボックス上で右クリックし、[新規作成] → [モデル] をクリックします。
モデル ウィンドウが表示されます。 - モデルウィンドウの [挿入] → [反復処理] メニューにある反復処理用のツールをクリックし、モデル エレメントを追加します。
※反復処理ツールのご利用方法は こちらのFAQなどでご確認いただけます。
ここでは、[フィーチャクラスの反復] ツールを使って、指定ワークスペース内のフィーチャクラスを取得し、[選択(Select)] ツールを使って、「人口(P_NUM) が5万より大きい」フィーチャを抽出します。
- モデル ウィンドウの [挿入] → [モデル専用ツール] → [値の収集] をクリックします。追加されたエレメントは、モデル キャンバスの右側に配置します。
- モデル ウィンドウの [接続] ボタンをクリックし、[選択] ツールの出力データである緑色の [フィーチャクラス] エレメント (下図の例では 都道府県_Select ) を [値の収集] ツールの [入力値] として接続します。
- さらに、ArcToolBox の[データ管理 ツール] → [一般] → [マージ] ツールを、モデル キャンバスの右側に追加します。
モデル ウィンドウの [接続] ボタンをクリックし、[値の収集] ツールの [出力値] エレメントを、[マージ] ツールの [入力データセット] として接続します。 - [マージ] エレメントをダブルクリックし、[マージ] ツールの実行条件を設定します。[入力データセット] パラメータは前の手順で設定したので、そのままにしておきます。
- [モデル] ウィンドウの [実行] ボタンをクリックして、実行します。
処理が実行されます。
※ ModelBuilder に関するお問い合わせにつきましては、関連情報の「保守サポートサービスのお問い合わせに関する留意事項」をご確認ください。
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